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中小企業の人手不足をテレワークが変えます。

ファンヴォイスの須田です。

ニュースを見ていると「求人倍率」や「買い手」or「売り手」市場という雇用や求人動向の指針がわかります。いや、わかりますか???僕は未だに「求人倍率」も「売り手」、「買い手」市場も肌で感じたことは一度も無いです。一般的に求人倍率が「低い時」は企業は採用をしやすく、「高い時」は採用がしにくくなると言われています。売り手、買い手も同定義の言葉です。ところがこれは主観ではありますが、経団連などに属する大手企業を中心に考えられているもので、中小企業には当てはまらないです。

ファンヴォイスはコールセンター業からスタートした会社なので、想像に難くないと思いますが、とにかく人員数が必要で、いつも求人を出していましたが、月に1~2名応募が来ればかなり良い方で、ほとんどの場合は広告費倒れになります。それでも出さなければいけないので、中小企業の求人、採用活動だと思います。自分なりに求人が来ない理由を分析してみると、、、

① ファンヴォイス聞いたことない
② 時給、待遇が普通
③ 将来性が見えない

こんな理由が大半を占めていると思います。中小企業にとって人件費は固定費の中でも、非常にデリケートな経費で、人件費を正しい範囲内で運用をしないと倒産に直結する重要指針でもあります。人件費を過剰に抑えると人が集まらずビジネスが継続できないし、人件費をどんぶり勘定にすると会社の売上が下がった時にキャッシュアウトの危険性が相当高くなります。中小企業の経営者、採用担当の方はいつもこの狭間で求人と向き合っているんです。

それでは本題に入りますが、中小企業の人手不足をテレワークで変わるのか?

はい。僕はそして弊社は変わりました。

また全ての業種を変えるのは現状まだ難しいですが、テレワークを導入することで、変わる業種はまだまだたくさんあると思っています。まず僕らが考える「テレワーク」の定義についてお話します。2020年の東京オリンピックに向けて、国や行政、大手企業も「働き方改革」や「テレワーク」という言葉が独り歩きをしている感が、実際に制度化した弊社からすると少し違和感を感じます。

僕らファンヴォイスが考える「テレワーク」とは現在の一般的な「仕事をする」という認識を自宅だけではなく「どこにいても」出来ることを指しています。なので「在宅ワーク」とは一線を画すのがファンヴォイスの「テレワーク」と位置付けています。仕事のやりがいやライフスタイル、報酬、待遇も含めて、一般的な「普通に働いている」と感じてもらえる様にすることを一番に考え、ファンヴォイス型「テレワーク」の環境作りを進めています。

では、中小企業における人手不足をどうテレワークで変わるのかについてですが、結論で言うとテレワークで働ける環境=インフラが無いだけです。僕らはamazonやgoogleを活用して通信、セキュリティ、コミュニケーションインフラを1年掛けて構築しました。今ではファンヴォイスのワークスタイルは全てWEB上で完結しています。例えば僕らのメインの仕事でもある電話業務や入力業務も全てクラウドを通じて全国テレワークスタッフが対応してくれています。ということは一般的な事務員業務はどこの会社でもテレワーク環境に変えられるという事なんですね。それは僕らが実体験として持っているので間違いないと自信を持ってお伝え出来ます。

僕ら中小企業は求人効率に直結するだろう、高級待遇も手厚い福利厚生もオシャレな一等地のオフィスも用意出来ません。でも、テレワークは人生で一番大切かつ戻ってこない資源である「時間」を還元出来る唯一のワークスタイルです。ある調査によると、女性の化粧時間は1日30分、日本の平均通勤時間は約2時間言われています。一般的な正社員の勤務日数を20日とすると、男性は40時間、女性の場合は50時間も費やしていることになります。テレワークは基本出勤をしません。化粧も最低限で済みます。弊社テレワークスタッフさんは、小さいお子さんがいる方も多く、空いた時間をご家族やお子さんとの時間使って、「家族や子供」といる時間が増えたと喜んでくれています。

上記はテレワークで実現出来る新しいライフスタイルの一例に過ぎませんが、弊社はテレワークに変えてから、求人効率が劇的に高まりました(現在もまだまだ募集中ですので、興味がある方はファンヴォイスで検索してみてください。)。テレワーク開始前は月に1~2件だった応募が、現在は月間平均150~200件応募が来ています。弊社の担当役員の加納は元リクルート社出身ですが、中小企業の中では見たことない高レスポンスだと当初は驚いていました。

ここまでご覧頂いた通り、「テレワーク」は、企業にとっても働く人にとっても、これからの時代にとてもメリットがある「新しい仕事のカタチ」であると声を大にして言いたいんです。ファンヴォイスの「テレワーク」もまだまだ発展途上で人事考課をどうする?とか、満足してもらえる報酬バランスをどうする?とか課題と感じていることは山ほどありますが、まずはチャレンジすることが何かを変えると信じてこれからも「ファンヴォイス型テレワーク」を構築していきたいと思っています。

スダノブヒコ

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