ファンになるとは無条件に愛されること
11/28に発売された山下智久の2年ぶりのアルバム「UNLEASHED」を開封したとき、この記事のタイトルの「ファンになるとは無条件に愛されること」ということを理解して私は胸いっぱいに幸せな気分になった。
Sweeties(山Pのファンの呼称)と同じ気持ちを共有できたらうれしいので、ここにそれをしたためておく。
CDを聞いたりDVDを見たりしてどう思ったのかはここには書かない。パッケージを開封しただけでいろいろと語りたいくらいすばらしいアルバムだってことなんです！
私は（お金ないのに）発売される3形態全てを買った。
一番初めに開封したのは通常盤。私にとって通常盤は収録曲が全部同じなら買わないという位置付けで、通常盤には一切期待していなかったけれど、今回の3形態の中では通常盤のパッケージが一番好き。
初回仕様限定特典で「リリックアナザージャケットカード」というものが付いていて、何よりもこれがイイ。
リリックアナザージャケットカードとは歌詞カードのこと。歌詞はブックレットになっていることが多いと思うけれど、このアルバムの歌詞は1曲ごとにCDジャケットと同じサイズのカードに書かれている。
表に写真、裏には歌詞。もちろん使われているのは全曲異なった写真。写真も美しいし、歌詞をこんな風に素敵に届けてくれることから製作陣の愛を感じた。ちゃんと大切に作られたアルバムなんだなって。アーティスト本人だけでなく、このアルバムの制作に関わった人みんなが良いもの作ろうって思ってできたアルバムなんだろうと。
それでね、CDを取ると下に「Thank you」というメッセージが現れる。Thank youって大切な言葉だけどよく使われる言葉でもあって、その一言だけで気持ちを表すのは難しいんじゃないかと思っている。
でもたった一言で山Pの感謝の気持ちが伝わったような気がした。CDをケースから外した瞬間、その下で激しい勢いで流れていたものが自分に向かって噴き出してきたようなイメージ。
そしてこのとき、タイトルの「ファンになるとは無条件に愛されること」だと悟った。
山Pには家族や友達、恋人など周りにたくさん大切で愛を注ぐ対象があると思う。でもそれ以外に彼はファンにも愛を注いでいる。愛情や友情とは異なる種類の愛だと思うけれど、ファンに対する愛は確実に存在するし、それは大きな愛だろう。
つまりファンになると彼から無条件に愛されることになるのだと思う。
ファンはその対象と目の前で向き合うこともなければ、直接言葉を交わすことなど一生叶わないのかもしれない。自分という存在自体を知ってもらうこともないのだろう。それでも愛はファンからの一方通行ではなく、お互いに愛される相思相愛の関係なんだなぁ。
これからも山Pを応援していくと誓ったファン13年目。
アルバムへのリンク貼っておくね。
Photo by Billy Huynh on Unsplash
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