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辞退という決断。

挑戦を豪語していた、9月の佐渡島208kmマラソン。とても残念ですが、参加を辞退することに決めました。

さっき、コロナリスクを考慮した出場人数縮小にともなう辞退者募集のメールが届き、申し出ました。

去年から半年以上、かなりの時間と労力をかけてこの日のためにトレーニングを積んできたので、本当に苦渋の決断......。正直言ってけっこうつらい。(オリンピック選手たちの気持ちを考えると胸が痛い)


 
2日連続で100km走るというあまりにも未知の世界。それでも、3月には80km→20kmを連続で走れるまでになり、ようやく完走への道の尻尾に触れられたところでした。
 
とはいえ、この社会情勢になってからずっと悩んでいました。
 
200km走るための心身づくりは、僕にとっては生半可な気持ちではできないことです。
 
9月の段階でのリスク(自分にとっても、参加者にとっても、そして島民にとっても)が読めないなか、はたしてそれだけの気持ちをもって打ち込めるのか。もし中止になれば、せっかくつくった体力を翌年まで1年間維持するためには、またとんでもない時間と労力が必要になる。
 
個人的に7月は、命の有限さについてとても考えさせられる月。

限られている時間を、迷いを持ったままで、いまここに打ち込むべきなのか。今月に入って、その迷いは深まっていました。


 
アマチュアのくせに大袈裟なことを言うようですが、やるからには本気でとことん打ち込んでやりたい。心の声は、「いまじゃない」と言っている気がします。
 
「挑戦を諦めない」という気持ちをこめて、払っていた参加費は返金ではなく翌年出場への繰越対応でお願いしました。いったんトレーニングの強度や頻度は落としますが、時が来たらやってやる。
 
待ってろ、佐渡島!!
 
観光貢献をできなくなってしまった分、美味しいものをたくさん取り寄せようと思います。

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