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I am Magician〜私は魔術師だ〜

常識や恐怖を超えることは、これまでの自分を超えること。

本当の自分への信頼がないと、崖から飛ぶことはできない。

「愚者」が軽やかに崖から飛び立てたのは、風を感じたからだ。

その風は魂の故郷の匂いかもしれないし、ハイヤーセルフからのエールかもしれない。そういうものをまとめて人は「直感」と呼ぶ。

その先の世界で自分の才能を役立てることができると、まだ何も持ってないのにわかるのである。

持ってないのに飛べるから「愚者」なのだ。

自分に何ができるのかわからない、自分の何が開花するかもわからない。

誰かがその先を保証してくれるわけでもないのに、飛ばないと進めないことだけは知っているのだ。

“Fool“の扉を超えて見せられた答えには、拍子抜けすることもあるかもしれない。

「こんなことでよかったのか」

そう思うかもしれない。それは自分にとっては簡単にできることだったり、場合によっては扉を超える前にやっていたことと同じだったりするから。

でも、そうだったとしても一度「過去」として手放す必要があった。

同じことだったとしても、新たな目で「出逢い直す」必要があったのだ。

そしてフラットな状態で、曇りなき眼で見据える。

いよいよ才能を発揮する時が来た。

自分の中に眠っていた才能が目覚め、あらゆることが始まっていく。

心のどこかでずっと「いつか始まるはずだ」と感じていた予感。

自分が何者か忘れそうになる度に、懐かしい風が吹いてハッとした。

“I am Magician“

タロットカードの“Magician”は、そんなカードだ。


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(過去作品の中から“Magician”にあたるイラストないかなーと探してみたら、これ以上ないMagicianがいて笑いました。)

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