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止まった時計を動かす

普段と違うことを体験すると細胞は目覚めを加速させる。

きっと今までも無意識として臭気を放ちながら投稿していた。無意識だが理解はしている。それでも繋がりを続けてくれている人は有難く、またとても大切だ。大切な人は、物理的距離が遠くても全く逢わずとも久しぶり感がなく逢えばそれだけで充足を覚える。その、心地よさ。

己が満たされている感覚を覚える人は限定的だ。それはずっとあるものだとともすれば錯覚するほどだが、廃墟が纏う時間がピン止めされた感覚が私の中にも存在する。

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命日占い

自分の命日が何時かを占うわけではない著者オリジナルの繋がりの物語。
何度も自問自答する別れというのは確かに存在していて、大きく3つ私にはある。逆にやり切った感、納得が出来ることは、私の中に確かに息づきながらも、普段はしっかり忘れていられる安心感があるね。

そこで導きだされた結果は、「過去から目をそらさず、過去を手放しながら、現実をしっかりと見つめて純粋な心のまま、問題を一緒に解決しよう」だった。

紡がれている物語は著者の世界が反映されたものであるけれど、時に耳が痛い話も盛り込まれていて、急所を突かれつつ腑に落ちる感覚を得た。本は時に救い。

世の中は面白く、色彩のない世界を傍観している期間が長かったけれど、例えば切り取られたモノクロームの一瞬を見ていても色彩を感じることが往々にしてある。見方、解釈の仕方で、見えるものは確かに変わる。
矛盾していることを面白いと捉えられる人が、楽しそうに人生を謳歌している、ように映る。

最近は場所にも捉え方の変化があって、面白かった。


ラグジュアリーやクラシカル、品位、格調高さが似合う空間に居心地の悪さをずっと感じていたけれど、案外平気なものかもしれないと感じられるようになっていた。年齢の所為?それはないか、あくまでも主観だが居心地の良さを感じられた。魔都新宿のなかのオアシス。

しっかりと手の中にあるものだと思い詰めていたことも、大切にしていると言いながら握り拳では潰れてなくなってしまっている。
記憶も風化していくものだ。
肉体に刻まれたものはなくならないと思えども。

裏返しで見えた世界は、それでも前に進めということ。
背中を押されずとも、そうせざるを得ない時は、確実にある。

因みにUTAUは全編において号泣しており、物凄い体験だった。
大貫さんがいたからこそ、挑めた体験でした。
期間が伸びて31日まで!

当たるか否かに重点を置きがちな占いは、解釈の仕方を提案してくれるツールの1つだと改めて思えたのだった。

PS.3つのうちの1つは教授で、私との関係性はパズルであった。
真っ白な紙ではなかったことがせめてもの救いか。

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