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スピリチュアルって結局なんなんだろうな

ここ数カ月、全くYOUTUBEでスピリチュアル系の動画を見なくなった。星占いの先生の動画を更新されたら少し見るくらい。
星の動きって宇宙の天気予報なので、今週はこんな空気が流れているのか・・・と何故かロジカルに考えられるから。

引き寄せの法則もやろうやろうと意気込むこともなくなったし、本も読まなくなった。表面的なスピリチュアル自体に疲れたのかもしれない。フォロワー20万人とか、年収5億円とか、みんな物質的な主張ばっかり。
そんで、ある境地にたどり着いた。引き寄せの法則やスピリチュアルがうまく行かないのは魂の学びなんじゃないかって。

だから、引き寄せがうまく行く人はそれが学び。うまく行かない人も学び。

人生、色々苦労や苦難を経験して人は強く優しく、美しくなるんだと思う。
引き寄せの法則や潜在意識で物質的な豊かさを得たところで、きっとこの宇宙は、私たちの魂は、陰陽でどこかバランスを取るようになっているんだろう。

お金に恵まれた人を見ていると、残念ながらパートナーに恵まれなかったりする。しかし、彼らはそれで満足して生きている(ように見える)

でも、心の中までは分からない。人知れず満たされない気持ちを抱いているのかもしれない。だから、この世界も人間も、欠けていて(陰の部分があって)完璧なんだと思う。不完全だけど完璧。矛盾しているようだけど。
「お金に困らない生活、大好きな人との豊かな愛、時間に縛られない自由な暮らし」きっとこの世界も人生も人間も、その陽の部分だけがすべてではないということ。「貧乏で、ひとりぼっちで、生きるために必死に働く」そういう人たちも、この星に生まれて学んでいる大事な命。スピリチュアルでいう「成功」をひとつも得ていないかもしれないけど、きっとその体験を通して気付くものがあるから。淡い夢から覚めて、ああ、こんな人生だったけど、生きてて良かったなって、きっと思えるはず。それは助手席で眠る最愛の人の寝顔かもしれないし、何気ない日常で、仕事で、感謝されたことかもしれないし、少しの贅沢で美味しいものを食べられた時かもしれないし、人から何かいい貰い物をしたときかもしれない。そうやって、どの人にもちゃんと心の居場所があるはず。

そう思うと、私がスピリチュアルにハマっていたのは、こういうことを考えて、気付かせるためだったのかもしれない。

助手席で眠る貴方の寝顔より嬉しいものなんてない。高級な化粧品も要らない。お祝いのプレゼントも指輪も要らない。でも思い出はたくさん貰えた。
死んだらお金は持って行けないけど、思い出と魂は持って行けるから。

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