
周南市の山奥で見つけた、子供も大人も楽しめる宇宙空間
こんにちは。
周南市市民ライター2期生のいしむです。
突然ですが、私はバイクに乗るのが好きです! バイクに乗っていると、地図も見ずにこれまで通ったことの無い道に、ワクワクを感じて入っていってしまうことが多々あります笑。
そんな中で出会った、山口県 周南市の一風変わったスポットを今回はご紹介したいと思います。
ある日、周南市北部の須々万地区にある菅野ダム沿いの山道をバイクで走っていると、気になる看板を発見。

「カーブの向こうにUFO」
珍しい単語に目を惹かれ、興味そのままに向かっていくことにしました。
看板に従い進みますが、道中は車が1台通行出来るような幅しかなく、携帯の電波もそのうち圏外に…。
不安を抱えながらも、山道を10分ほど進んでいくと、
なにやら不思議な物体が立ち並んでいるのを発見しました!

どうやら、これが先ほどで発見した看板に書かれていたUFOのようです。
更に近づいてみると、ここは"宇宙の駅"と名付けられたと場所であることが分かりました。
"駅長"さんの連絡先が記載してあったので、連絡を取ったところ、現地まで来てくださり、この場所について説明してくださいました。

(制作者兼管理人)
こちらが「宇宙の駅 」駅長の山崎 和雄さんです。
宇宙の駅には、動物をモチーフにした遊具や宇宙をテーマにした作品がいくつかありますが、これらはなんと、全て山崎さんがおひとりで作られたそうです。
その中でも目を引くのは、やはりUFO。
このUFO、外からは勿論、内部の作り込みも凄いんです。
内部に案内して頂くと、外観からは想像もつかないほどの広い空間がありました。特に印象的なのは、UFOがエイリアンから襲撃されたときに、使用する脱出口が設置されている点です。実際に人が乗るためのUFOとして設計されているのがよく分かります。

内部には"宇宙の駅"制作過程の写真や、山崎駅長の過去の写真が飾られています。
UFOは現在、全部で3台ありますが最も大きいものは直径が10m近い物も。

他にも岩国市の名所、錦帯橋をモチーフにした
"逆さ錦帯橋"や、宇宙の駅を訪れた子供たちが遊べる遊具などがありました。

大人も乗れます!
普段は周南市の入船町で、ヒップホップとヨガの教室を開いている山崎さん。
元々、物を作るのが好きでしたが、以前テレビでUFOの番組を見て、自分が実際に乗れるUFOを作ってみたいと思い、約23年前に制作したのがUFO 1号だそうです。

そして、"宇宙の駅"という名称は道の駅などの色々な駅がある中で、宇宙の駅だけがどこにも無いことに気が付き、名付けたそうです。
制作の上で苦労する点は、完成した後のメンテナンスで、時間もお金もかかり、過去には制作したUFOなどが台風により破損したことも…。
それでも、山崎さんは
「自分が頭で考えた物を、形にするのは楽しい。まだまだ作りたいものは沢山ある。みんなが楽しめて、あっと驚いてくれるような物を作りたい」とお話してくださいました。

今回の記事では紹介しきれなかった、作品がまだまだ多数あります。
山崎駅長のこだわりが伝わってくる"宇宙の駅"
皆さんも是非訪れてください!
私も山崎駅長の作品を拝見しに、定期的に伺いたいと思います。
最後に、お忙しい中お話を聞かせて頂きありがとうございました!!
宇宙の駅はコチラから
↓↓↓
お車で向かう際は、国道434号線 菅野ダム方面より向かっていくのがおすすめです。
道中より、携帯は圏外となりますのでお気をつけて。
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