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【今週の週末ごはん】#39 残暑の疲れを癒す秋鮭の南蛮漬け、イタリア風茹で蛸じゃがサラダ、焼き茄子のミートソースグラタンとフラメンカエッグ

半月ほど前の週末ごはんなのだけれど、最近の気候にもぴったりなので上げておく。9月から10月前半くらいまでのやたらと日差しが強くて体力を奪う暑さの時期にこういう食べ物が美味しいですよね、という週末ごはん。

イタリア風茹で蛸とじゃがいもサラダ

この日最初につくろうと思っていたのがこれ。蛸とじゃがいもの組み合わせはいろんな国の料理で見るけれど、これは簡単で美味しく、蛸の旨味を活かしているのが好きで繰り返しつくっている。
たまたまあったゴーヤを加えているが本来は入らない(入れても美味しい)。

つくり方はとても単純。
茹でたじゃがいもと茹で蛸を混ぜ、白ワインビネガーと塩、こしょう、オリーブオイル、あればイタリアンパセリと混ぜ合わせて常温で味をなじませるだけ。好みですりにんにくを少々加えても美味しい。

最大のポイントは、蛸から出た美味しい汁をじゃがいもに吸わせること。市販の茹で蛸を使う場合も軽く温め、じゃがいもが熱いうちに混ぜて味を吸わせる。他の調味料、特に酢も熱いうちに混ぜた方が味がしみやすいのはポテトサラダの時と同じ。

サーモンの南蛮漬け

新潟名物に「鮭の焼き漬け」というのがあり、美味しいのでつくり方を調べたところ、鮭をこんがり焼いて漬け汁に漬け込むという単純なもの。それ以来時々つくって冷凍し、おにぎり等に活用している。それに着想を得た焼きマリネ的な一品。スーパーで美味しそうな秋鮭を見つけ、美味しくできました。

サーモン2切れは焼くと縮むので大きめのひと口大に切って片栗粉または小麦粉を薄くはたき、油を敷いたフライパンで各面こんがり焼く。

漬け汁は以下の材料を保存袋またはタッパー等に入れ、軽く混ぜておく。
・醤油:大さじ2
・酢:大さじ2
・砂糖:大さじ1/2
・生姜のせん切り:適量(お好みで)
・水:大さじ1

サーモンが焼けたら熱いうちに漬け汁に漬け、全体に汁がかかる状態で冷蔵庫に入れ、3時間ほど漬け込めば完成。

漬け汁にもサーモンの旨味がしみているので、野菜やきのこ等と盛り合わせ、ドレッシングのように食べることをおすすめ。この日は食べる直前に炒めた豆苗・ゴーヤを下に敷き、もりもり食べた。
この日夫に最も評判がよかったのもこれ。

茄子のミートソースグラタン

ちょっと前から茄子とミートソースのパスタグラタンを食べたい気分。それも手作りではなく敢えて市販の安いソース(その方が味がはっきりしている)。
だがこの日は他のおかずがパン向きだったため、パスタを入れずに茄子だけでグラタンぽくチーズをかけて焼き、パンに合わせた。もちろん美味しい。

生の茄子だと水気が出てソースの味が薄まるので、茄子は予め乱切りにしてごく薄く油を敷いたフライパンで各面焼きつけてある。スライスでも構わないが、乱切りの方が食感が出るので私は好き。皮は半分程度むいて使っている。上と同様、茄子が熱いうちにレトルトのソースと合わせてスキレットに入れ、チーズをかけてグリルで軽く焼き目がつく程度に焼く。
チーズはパルミジャーノを使ったが、お好みまたは手持ちのものを。

フラメンカ・エッグ

似たようなトマト味が二皿あるが、味の印象は割と違う。こちらは1.5cm角程度にダイスカットしたズッキーニ、パプリカ、ピーマン、玉ねぎが入り、にんにくと味出し用の少量の生ハム(ベーコンやソーセージでも。入れすぎないこと)と共に炒めてカットトマト缶を加え、少しぐつぐつさせ、塩とオレガノで調味。

パプリカの甘みとオレガノがポイント。じゃがいもやかぼちゃを入れてもよい。
卵は本来直接割り入れて半熟ぐらいで供するが、うまく熱が入りにくいので私は半熟の目玉焼きをのせる方が好き。これもパンにとても合う。

いかにもワインが合いそうな惣菜群。

あとはルッコラとゆで卵のサラダ、パン。

ワインはこちらのオーガニック。ミディアムボディで飲みやすく、気軽な食事にぴったりだった。
イタリアのテーブルワインは同価格帯のフランス・スペインより外れがないと個人的には感じている。

今週末も暑くなりそうですね。
みなさまどうぞご自愛ください。

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