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今週の週末ごはん

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ワインその他のお酒に合わせてゆっくり楽しむ夫婦世帯週末ごはんの献立。我が家は平日別食で、夫婦で食べるのは週末のみ。その分ボリューム多めです。 各国料理、特にイタリア、ポルトガル、…
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2024年8月の記事一覧

【今週の週末ごはん】#36 白うりのトマト煮、ピーマンパスタ、鶏手羽元のトマトオリーブ煮、いちじくのおつまみサラダ、コーンオムレツ

うり系の野菜が好きで、夏にはきゅうりはもちろん、白瓜やへちまもどんどん食べる。特にちょっと育ち過ぎたような太いきゅうりを加熱して食べるのが好きだ。 今年はきゅうりが高く、白瓜も例年ほど直売所で見ないので、昨夏は主食のように食べていたうりのトマト煮はこの夏初めてつくった。 ◆白瓜(またはきゅうり)のトマト煮 白瓜でもきゅうりでも同じようにつくれて、同じように美味しい。冷蔵庫で冷やしても良いけれど、常温ぐらいが美味しいと思う。 きゅうりまたは白瓜の皮をむき、大きめの乱切り

【今週の週末ごはん】#35 テンペと厚揚げでインドネシア風サンバルゴレン、パクチー餃子、トムヤムペーストもやし、余った皮で適当ニラまんじゅう

だいぶ前に千葉の道の駅「発酵の里こうざき」でテンペを買った。賞味期限が近付き、そろそろ使わねばとレシピを調べたところ、やはりテンペのふるさとインドネシア料理が良いかな、なら久々にアジアンテイストで揃えてみようか、という週末ごはん。 ◆テンペと厚揚げのサンバルゴレン 大豆をテンペ菌で発酵させたテンペは欧米のヴィーガン・ベジタリアンの人々にもとても人気だと聞く。納豆のような匂いもなく、ブロック状で切り分けやすく使いやすいそう。だが今回の日本製テンペは固まりが甘く、切るとぼろぼ

【今週の週末ごはん】#34 ビーツとフェタチーズのサラダ、アンチョビ仕込みの魚醤と塩でゴーヤパスタ、ズッキーニと貝、桃にミント

先週、1ヶ月ほど塩漬けにしたアンチョビの一部をオイル漬けにし、余分な魚醤と漬け塩を塩漬けいわしとは別の容器に移した。 アンチョビを仕込むと魚醤と塩ができるのが毎回楽しみでもある。これで野菜を炒めたりパスタに使ったりすると抜群に美味しくなるからで、特にゴーヤや小松菜、ピーマンなど、ちょっと苦味のある野菜に非常によく合う。 そんなゴーヤパスタを久々に食べたくなった日の夜ごはん。 ◆ビーツとレンズ豆とフェタチーズ、塩漬けサーモンのサラダ ビーツとフェタチーズは大変よく合う組み

【今週の週末ごはん】#33 滋味深く身体の内から元気が出て来る味、大あさりとレンズ豆のズッパ、カラブリア風じゃがいもピーマン、白いんげん豆の煮込みパスタ

短い帰省から戻った後、身体も胃腸もお疲れ状態で考えた家ごはん。 私はこういう時だいたい豆と貝が食べたくなる。特にそれらを煮込んだスープ。それと胃に優しいほくほくしたじゃがいもに清涼感あるピーマンの組み合わせ、やはり胃腸に優しそうな煮込みパスタを揃えてみた。美味しかった。 ◆レンズ豆と大あさり、茹でムール貝のズッパ 鉄分豊富なレンズ豆とタウリン豊富な貝類は疲労回復に効果的…という以前に、滋味深くたいへん美味しい。私はこの組み合わせが気に入っていて、疲れて来ると食べたくなる。

【今週の週末ごはん】#32 真夏のあっさりボルシチとディップ祭り、天橋立オイルサーディンでつくる「いわしバター」は罪深い味

暑さで体力を消耗し続ける時期、久々にボルシチが食べたくなった。ボルシチにはライ麦パンやバゲットのようなシンプルな食事パンがとても合う。そのパンに合わせた副菜を考えていたら、我が家で時々開催されるパン祭り的献立になった。 ◆野菜とひよこ豆のボルシチ だし用に微量の牛肉を入れているが除いて作ってもよく、その場合はヴィーガン対応食になる。私はボルシチには肉を入れない方が好きで、ひよこ豆を加えてつくることが多い。 材料は炒める順番に玉ねぎ、にんじん、ビーツ(生でも水煮でも)、乳酸

【今週の週末ごはん】#31 土鍋玄米とうもろこしごはん、焼き大あさり、米茄子の焼き浸しあん、ズッキーニの中華風卵炒め、海老と枝豆の白麻婆豆腐、クコの実・大根入り参鶏湯

夏バテ気味で弱った胃腸に優しめのごはん…と思ってできた週末ごはん。 夏には海鮮が食べたくなる。暑いと肉より魚介の方が消化しやすいことに加え、薬膳的にはあさりは体内のほてりや熱をとり、海老は冷房で冷えた足腰を温め、腎の働きを高めてくれる嬉しい食材。 合わせたワインはカーブドッチの「bijou」、2020年のシャルドネ。カーブドッチは10年以上のお付き合い。和食にもイタリアンにも合うので、ストックがあると心強い。 この日最も食べたかったのは買ったばかりの大あさり。先般行った三