帰りの飛行機でハプニング
先日、屋久島へ旅行に行ってきました。行きは伊丹空港から屋久島への直行便を利用し、帰りは初めての乗り継ぎを経験することに。
本当は帰りも直行便にしようか悩んだのですが、少しでも長く屋久島に滞在したくて、乗り継ぎ便を選びました。この選択が、思わぬドキドキの展開を生むとは、その時は思いもしませんでした。
旅行といえば、ハプニングがつきものだと言いますが、今回はまさにそんな体験のお話です。
ハプニング①キャンセルメール
帰る日の朝6時前、ANAから突然のフライトキャンセルのメールが届きました。その時、私はちょうど4人組の男女グループと一緒に昼食に出かけており、料理が運ばれてくるのを待っているところでした。
キャンセルの知らせに焦りを感じていると、そのグループの一人、Aちゃんが、彼女の友達であるCA(キャビンアテンダント)に電話で状況を確認してくれました。しかし、友達に聞いてもキャンセルの原因はわからず、混乱したまま昼食を終えることに。
その後、空港へ向かい、直接キャンセルの理由を尋ねることにしました。空港での説明によると、天候の影響で飛行機を飛ばすことができないとのこと。しかし、私にはどうしても鹿児島空港から伊丹空港への便に乗らなければならない理由があり、焦りは募るばかりでした。
幸いなことに、私が予約していた便よりも少し早い時間の便に空席があり、予約を変更することができました。乗り継ぎ時間も50分ある上、同じ航空会社の便だったため、安心していたのですが、屋久島空港から鹿児島空港へ向かう予定の便が少し遅れているという情報が。
「50分もあるなら、多少の遅れがあっても20分前には到着して、問題なく乗り継げるだろう」と、その時は楽観的に考えていました。
ハプニング②乗り継ぎ時間に間合うか
鹿児島空港に到着が近いというアナウンスが流れ、急いで携帯で時間を確認すると、次の便の搭乗時間まで残り15分しかありませんでした。飛行機を降りると、時間がないことに気づき、全力で走り始めました。
その時、空港内にはすでに「まる子様、まだご搭乗がお済みでないようです。至急お越しください」というアナウンスが響いていました。近くにいたCAに「今アナウンスされているの、私です!」と伝え、そのまま乗り継ぎのチェックインを済ませて、再び全速力でゲートに向かいました。
結果的に、なんとか無事に間に合い、飛行機に乗り込むことができました。座席に着いた途端、安心感とともに一気に疲れが押し寄せてきました。
余談
なんとか鹿児島〜伊丹行きの便に乗り込むことができました。
私は通路側の席に座り、窓側には40代くらいの男性が読書をしていました。少し恐縮しながら「空の写真を撮りたいので、カメラを向けてもいいですか?」と声をかけると、彼は笑顔で「いいですよ。ところで、どちらに行かれたんですか?」と話しかけてくれました。
「屋久島に行ってきました。次は、与論島か沖永良部島に行きたいと思っているんです」と答えると、男性は「与論島は観光やツアーが充実しているよ。沖永良部島はかなり田舎だから、島に慣れている人の方が楽しめるかもしれないね」と、貴重な情報を教えてくれました。
気さくに話してくれたおかげで、飛行機の時間も楽しいひとときになりました。特に、次に行きたい島の情報をもらえたことが、この旅の素敵な思い出の一つとなりました。
まとめ
飛行機の乗り継ぎで突然のキャンセルメールが届いたり、乗り継ぎ時間がなくてギリギリで飛行機に乗れたりと、今回の旅は忘れられない思い出になりました。
さらに、飛行機で隣に座った男性から旅の情報を教えていただいたことも、とてもありがたかったです。
こうしたハプニングや、旅先での思いがけない出会いがあるからこそ、旅行はやめられないんだと改めて感じました。