2025年のあたらしい補助金をもらう準備を始めよう
内閣官房「新しい資本主義実現会議」を見ると、おおよその予算決めでどんな項目を掲げるかが分かる。
補助金に関連する主な施策
新しい資本主義実現会議の概要について、補助金に関してまとめると次の通り。
1. 中小企業向け補助金
中小企業生産性革命推進事業
対象補助金:ものづくり補助金、IT導入補助金、持続化補助金、事業承継・引継ぎ補助金。
目的:生産性向上や成長促進。
内容:設備投資、IT導入、販路開拓、事業承継支援などを重点的に支援。
カタログ式省力化投資補助金
目的:AI/ロボットなど省力化効果の高い機器導入の推進。
内容:対象機器リストから選択する簡易手続きで導入を支援。
業務改善助成金
目的:中小企業の生産性向上を目的とした業務改善。
内容:業務改善に要する経費の補助。
2. デジタル・グリーン分野の補助金
物流分野
トラック設備(クレーン、昇降装置)、予約システム、自動倉庫の導入を支援。
目的:生産性向上と省力化。
建設分野
ICTを活用した現場管理システム導入を支援。
グリーンイノベーション基金
脱炭素技術開発のための研究や事業化を支援。
再生可能エネルギー導入補助金
中小水力発電や地熱発電開発を推進。
3. 事業承継とM&A
事業承継・引継ぎ補助金
目的:中小企業の事業承継やM&A後の円滑な統合。
内容:
後継者への承継計画策定支援。
経営統合(PMI)時に活用できるツールの提供。
4. クリエイター・コンテンツ産業
コンテンツ制作支援
映像・アニメ制作現場での労働基準法遵守を条件に支援。
5. その他分野
スマート農業補助金
技術や品種の開発、生産方式転換を支援。
観光業向け補助金
スマートチェックイン、ロボット導入など、省力化や観光地活性化を目的とした設備投資を支援。
多くの中小企業にとって気になる4補助金は継続
ものづくり補助金、IT導入補 助金、持続化補助金、事業承継・引継ぎ補助金は継続される。
事業再構築補助金は継続するような記載がない。
準備しよう!
ずっと言ってますが、補助金の一番いい使い方は半年以上前から準備して、事業を成長させるために計画的に使うこと。
一回物を安く買うといった短期的な目的で使うんじゃなくて、
継続的に挑戦するためのコストを下げること。
だから今から考えましょう。来年の会社の在り方を。
設備投資をするのか?
人材教育をするのか?
広告を出すのか?
事業承継の準備をするのか?
次に打つ手はなんだろう。
うちは広告に使っていきたいです。
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