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パリ2024で感じた中国男子体操選手のZ世代と日本化のシンクロ!

パリ2024もう直ぐフィナーレ!(11日現在)
その中で、体操競技も終わりました。今大会日本最大のライバルであり脅威と目されていた中国の張 博恒選手は、金メダルを一つも取れませんでしたね。

彼がなぜ本来の力を発揮出来なかったのか?
私が感じたことをNOTEします。


ズバリ、団体決勝での大逆転負けの呪縛(自分のミスではないのだが)からくる「焦り」があった?と推測します。

焦りは、個人種目では、「早く金メダルを」「圧倒的点差で」という空回りが演技に表れてしまいました。

個人総合最初の演技床運動での頭を着くミスから、最終種目鉄棒での着地ミスと最後まで修正できませんでした。
団体決勝から1日しか達っていません。大逆転負けの呪縛からリセットするには、あまりに短か過ぎました。

今までトップレベルの中国選手は「ここぞ」という時には絶体的な強さがありました。
金メダルを取る為の国の徹底した管理のもと、
プレッシャーなんか持ち合わせない鋼の強さを感じたものです。
実際、卓球男女での中国の強さは、鉄板でした。

その中で、私は張選手が「日本的な感覚」のある選手ではないかと推測しました。
ここでの「日本的感覚」とは、一人で背負い込む、追い込んしまう、カッコ良く言えば、意気に感じるです。
今回は、紙一重で、ネガティブに出てしまいましたが、この経験からロスではポジティブに変わると信じます。そう感じるのは、個人鉄棒のメダル授与式での光景です。台湾選手(同競技・銅メダリスト)と楽しそうに会話をしているのを見てZ世代と日本化のシンクロでした。

その点は日本男子卓球・張本選手ともシンクロしていると感じます。個人・団体での2セット連取してからの逆転負けは大事な所・ここ1番での日本化が出た模様です。
それでも、妹さんが体操女子団体で銀メダルを取った後のメッセージには、Z世代を醸し出してくれています。
パリ2024でスケートボード・スポーツクライミング・ブレイキングに代表される日本Z世代の進撃とともに、次に期待するばかりです。

ここは一つ、中国の張、日本の張本に「あっぱれ」で終わります。



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