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クリニック構想⑤

ここではクリニックの魅力を中心に伝え、ファンを増やすための構想について考えています。
今日は人事についての新しい考えです。

普通ではないことをしたい。って言うか、普通ってなに??
そんなことを考えながら青春時代を過ごしてきた。安定した職、勤務医、公務員には落ち着かず、自分のできることを精一杯表現したい。そう思いながら準備をしています。

クリニックは医師がいて看護師がいて、リハビリ担当や放射線の人がいる。以上!みたいなね。

働き方は一人1つなの?

予定では来年の夏〜秋にかけてできあがる予定の新しいクリニック。

まだ1年以上も先の話なのにすでにスタッフのリクルートを水面下で開始しています。それはこの構想にも関係している話です。

いままでのクリニックではそれぞれ決められた仕事のみを行ってきていました。しかしこの騒動の中、決まったことしかしてこなかった人は潰しが効かないことが露呈しました。以前から一人1つの働き方ということに疑問を持っていました。

リハビリ職であればその日稼げる額が決まっているということはもはや誰でも知っています。

【リハビリ職の報酬計算】
標準である1日18単位(脳血管疾患9単位、運動器9単位)
仮にどちらも施設基準1を取っていたとしても
それぞれ1単位あたり245点と185点

245×9+185×9=2205+1665=3870点

4万円の診療報酬まではとどきません。
もちろんクリニックは他にも受付さん、看護師さん、事務さんがいますし、固定費もかかります。
半分取れるとしても19000円/日いけばいい方でしょう。

月に21日働くとしても40万に届かない。
年収500万が現実ではないでしょうか。

これはなんども何度もナンドも、どこにでも出てきている話です。

おそらく多くのクリニックや病院は若手を採用し、そこは安い労働力としてつかい、経験年数が多い人に優遇しているはずです。しかし、同じ所で数年経験すれば、行っている内容はそれほど変わりないのが現状です。

ここで仮に他にも特技があれば話は別です。それが副業であったり、投資であったり、自分で情報発信してSNSやブログで稼いだりもありです。

しかし
『その働き方を年老いていくまで続けられるの?』

ここに疑問を持ちます。
若手のウチにその感覚を養っていくことは重要です。安易に開業しても同じことです。この答えを見つける為にはオンリーワンの働き方を身につけること。

PT×○○も最近よく見る話です。

この○○が離れていれば離れているほどレアな人間になれます。

たとえば
○○=保育士
○○=不動産鑑定士
○○=気象予報士
○○=船舶免許あり
○○=農家

なんてのは面白いと思います。ぜひお手伝いしたいです。

実務関係で即戦力になる受付や医療事務もできるPTなんて喉から手が出るほど欲しい人材になると思います。

これからの新しい時代をどう生き抜いていけるのか。どの道に進めば自分がオンリーワンの人材になれるのか。

新しい、若い力の発想力と、無限の可能性を期待しています。

中川将吾
小児整形外科専門ドクター

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