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みんな#ファインダー越しの私の世界、を持っている件

僕はカメラが好きです。

そしてカメラが好きな人は
わんさかといます。

その人たち全員が
本当にカメラが好きなのか、
カメラが好きな自分が好きなのか。

いまいちわかりませんが、
とにかくカメラが好きな人は
多くなっているようですね。


僕はカメラで人の笑顔を
永久に切り取るのが好きです。

カメラが好きという人は
カメラの何が好きなのでしょうか?

カメラで撮ることが好きなのか?

カメラ自体が好きなのか?

撮ったフィルムが好きなのか?

はたまたカメラが好きな
自分が好きなのか?


僕にはよくわかりません。

ただ言えることは
SNSによって公私の境界が
狭くなっている今、

この判別が極めてつきづらくなりました。

本人自身も本当に自分が
好きなことがわからなくなっていると思います。

この現代病はさておき、
僕が注目したいのは、
ハッシュタグです。


カメラ界隈で有名なハッシュタグに

#ファインダー越しの私の世界

というものがあります。


カメラが好きな人も、
カメラが好きな自分が好きな人も
使うと思います。


ファインダー越しの世界って何だよ(笑)

って話なんです。

おそらく聞いたことがない人も
いるでしょう。


このファインダーというものは
もちろん本来はカメラのパーツの名前です。


カメラにまったく興味のない方なら

ファインダー?w知らんw

となるでしょう。

しかし僕はファインダーは
誰もが持っているものだと
思っています。


人は世界を正確にとらえることが
まったくもってできません。


それは偏見、固定観念、価値観、
文化、経験、思想背景、環境などで
大きく影響されます。


例えば、金持ちと貧乏人を
比べてみると明快かもしれません。

借金。


この二者はそれぞれどういう
捉え方をするでしょうか?

貧乏な人はおそらく家の購入で
ローンを組んでいます。

借金への考え方も
やりたくないもの
という感じでしょう。

一方でお金持ちは
お金を借りることができるということを
誇ることが多いです。

信頼をそれだけ集めることができて
誇らしいと考えることが多いです。

この単純な例でも
見え方が異なるとわかります。

つまり、「ファインダー」です。

おうおうにして
人は自分が形成してきた
ファインダーを捨てることができません。

ゆえに新しい価値観や変化を
嫌う傾向があります。

しかし、僕はファインダー越しでは
見えないものがあると思います。

理解できないものは
決めつけてけぎらいしがちです。


SNSが普及し、ますます
人間関係が複雑な様相を呈す今
ファインダー」を取り去ることが
求められるのではないでしょうか?



あなたが見ている「それ」は
本当に「そう」でしょうか?



あなたの貴重なお時間で、僕の稚拙な文章をお読みいただき本当にありがとうございました。何か改善点、ご意見などおありでしたらお気軽にコメントいただければ幸いです。