大学院入試奮闘記録 ~YNU EIS~


こんにちは.この度は「横浜国立大学大学院 環境情報学府 情報環境専攻 情報学プログラム」の大学院入試になんか合格することができたのでその雑記を書こうと思います.自分の体験ベースで書きますが,少しでも参考になりそうなところがあれば幸いです.あくまでも一例なので真に受けず,様々な先人の記事も合わせて参照しながら良さそうと感じたところをマネしてみてください.

本記事は公立はこだて未来大学 Advent Calendar 2022 5日目の記事になります. Part2Part3もあるので興味があれば飛んでみましょう.
前日の記事はあずらた君のコース分属のシミュレーションとおまけでした.コース配属,年によって人気コースが結構ブレるので必修死守してても配属負けすることがあるんですよね・・・難しい


お前は誰だ

公立はこだて未来大学という北海道の函館市にある情報系単科大学に2019年に入学し,2023年3月に知能システムコースを卒業予定の者です.ただの料理好きでVの者を推している怠惰な大学生です.不真面目なのでGPAは2.0もありません.数弱です.プログラミングも能動的にやっていません.

進学を決意した背景など

もともと自分はSAOの世界観に憧れ,仮想空間上で食事がしたい,VR(クロスモーダル効果)で味覚に作用するような研究がしたいという動機を持って大学に進学しました.(学力が振るわなかったため,最終的に弊学に進学してしまいましたが・・・)

さてB3の研究室配属を決める時期にさしかかり,いくつかの研究室で面談を行いました.なんとなく大学院に進学したいとは入学当初から思っており,進学希望の意思を伝えつつも「本当はxRで食事体験や味覚を変える研究がしたい」と言いました.すると某S先生から,
「なら弊学でない他の大学院,もしくは海外の大学院すら視野に入れたほうがいい.色々考えて悩み抜いた末に最終的に弊学を選んでくれたのであれば喜んで歓迎する.」
と言われ,(内心準備が面倒だったので)特に相性のよさそうな研究室や先生はないけど弊学の大学院に進学するかと安直に考えていた自分の心が揺らぎました.当時はプロジェクト学習でしんどい思いをしており(PLを担当していたが病んで自暴自棄気味だった),何も用意や対策なんてできていなかった12月でしたが,そこから改めて「今からでも間に合うかわからないけど外部院進に挑戦しよう!」と決意しました.

志望大学院を決定した経緯

かつては電気通信大学を志望していたためそこの大学院でも目指すかと考えていました.ですが(当たり前ですが)志望分野の先行研究を調べて冷静に分析して考えるべきだと思い,興味のある研究分野を調べたところ以下の大学および研究室がヒットしました.

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