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変形菌…じゃないかなぁ?

変形菌と出会ってまだ4カ月足らず。変形菌とは何ぞや、というところから始まり、変形菌を探すコツを何となく身につけ、ルーペを持ち歩いて、それらしきものの写真を撮りためた(仕事中に)。でも、スマホのカメラでルーペを通して見られる姿を収めるくらいしかできないので、それほどきれいな写真はまだ撮れていない。少々お高いデジカメを手に入れる日が待ち遠しい。
見出しの写真は「キンチャケホコリ」かなぁ...。どなたか詳しい方いたら教えてください。

カタホコリの仲間??

変形菌ずかんで調べても、自分が見つけた同じ状態の写真が載っているとは限らない。形を変えながら生きる過程の一瞬をとらえた姿から、「これが近いかなぁ...」と想像するしかないので、今のところ見つけて眺めて楽しむのがせいぜいだ。ただ、今は私のフィールド(職場のキャンプ場)は雪に閉ざされているし、変形菌も雪解けの頃までしばらく活動をお休みしているようなので、今のうちに見つけた変形菌を振り返っておこうと思う。

ヘビヌカホコリ!(たぶん)

プレッチェルに似た分かりやすい形態の変形菌。見つけてすぐ「あ、本で見たやつだ!」と嬉しくなった。ルーペでのぞくと何やら白いものが生えている。変形菌は、バクテリアやきのこ、カビなんかを食べるけど、逆に小さな小さな虫やカビに食べられることもあるんだそう。


熊笹の茎でよく見かける

仕事で熊笹を切っているときに見つけた。結構な頻度で見つかるけど、似ているものを図鑑で見つけられずにいる。

抜け殻?

胞子を飛ばした後かなぁ...。


マメホコリ!(たぶん)

今シーズン最後の12月初めに発見。大きいものが7~8mmくらいなので、肉眼で十分に見える。なんともかわいい姿だ。

他にもそれっぽいものを何種類も見つけたけれど、お見せできるような写真を撮れなかったのが残念。

まだまだ変形菌の世界は入り口に立ったくらいだけれど、残りの人生を変形菌にかけてもいいかな、と思うくらい魅力的な世界だ。まだ私が子供の頃は人類にとって未知の世界というものがたくさんあった気がする。ドラえもんの長編映画では恐竜の時代や宇宙、アフリカ大陸の奥地、深海、地底など様々な場所を舞台に冒険が繰り広げられ、夢中になって未知の世界を想像した。科学技術の進歩と共に、それまで未知の世界だったものが常識の中に埋もれてゆき、子供たちが冒険したり、夢を思い描ける世界はなくなってしまったのかと思っていたけど、そうでもないらしい。

ごくごく身近にあるのに、まだまだ分からないことが多い変形菌。未知の世界はまだ残されているようだ。雪解けの季節が早く来ないかなぁー。

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