いつも一緒に。

コーヒーが好きなあなたと紅茶が好きな私。

カフェでならんで注文する。

だいたいはあなたに店員さんがコーヒーを、私には紅茶を置いてくれるけど、たまに反対に渡される。

私はそっと入れ替える。

静かに黙って本を読んでるあなたの邪魔をしないようにそっとね。

いつもの香り、いつもの景色、いつもの私たち。

このままずっと一緒にいたいね。

私が横にいることに緊張しないあなたが好き。

カップを入れ替えても気づかないくらい、私を忘れて本に読みふけっているあなたが好き。

でも、

「ねぇ、どんな話だった？」

ってあとで聞くと、本の良さを丁寧にうれしそうに教えてくれるあなたが好き。

いつもありがとう。

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