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小説・フィクション

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小説や詩、フィクションのお話をまとめています。かなり短い作品ばかりですが、一部前編・後編ものや連載しているシリーズも入っています。書き始めたときは誰かに読んでもらうのがあまりにも… もっと読む
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#小説

#49 絶望

家に帰ったらもうかなり遅い時間だったのですぐにシャワーを浴びた。酔った体が熱くて、いつも…

椿 -TSUBAKI-
3か月前
25

愛される条件

愛する喜びを教えてくれた君に愛される為に 5作目、参加させていただきました。 #小牧幸助

椿 -TSUBAKI-
5か月前
14

止まらない声

死にたくなったら俺を抱けよ抱けよ抱けよ抱 4作目、参加させていただきました。 #小牧幸助

椿 -TSUBAKI-
5か月前
14

バースデープレゼント

トランクのなかの薔薇の数が違うじゃない。 3作目、参加させていただきました。 楽しい。 #…

椿 -TSUBAKI-
5か月前
12

単色の虹

この虹の向こうにいるあなたに手紙を書く。 2作目、参加させていただきました。 思いつくま…

椿 -TSUBAKI-
5か月前
16

アフタヌーンティー

絡みつく後ろ髪を切り落とし、微睡む午後。 20字なら楽しく作れます。 参加させていただき…

椿 -TSUBAKI-
5か月前
15

運命は。

秋山のことを思い出していた。私は今新幹線の中、一人旅の最中。 一人暮らしはとても自由で、その気になればいつでも旅に出られる。一人が寂しくないかといえば寂しいときもあるけれど、今日は寂しくない。 新幹線は広島に向かっていた。秋山が住む街。 「お好み焼きなら奢っちゃる」 例年通り年賀状のやりとりをしてから数ヶ月後、スマホがリンと鳴り、秋山からのそんな一行メッセージを受け取った。 でも今日、秋山には私が広島に行くことを連絡していない。突然行って秋山が今日暇かどうかなんて分

優しい音

もっとあったかくなりたくて、あなたにくっついたら、あなたは私をぎゅって抱きしめてくれた。…

椿 -TSUBAKI-
2年前
28

#48 月の輝き

テーブルに戻ると高梨さんがスマホを触っていた。私が戻ってきたことに気づいたら、なんだか楽…

椿 -TSUBAKI-
2年前
33

言葉は。

お正月の早朝の空は澄み渡っていて、どこまでも広がる青空を眺めながら冷たい空気を胸いっぱい…

椿 -TSUBAKI-
2年前
32

スキのおしゃべり

あなたのスキのページを私色に染めたくて、私は1日に何度も記事を書いて投稿する。長い文章か…

椿 -TSUBAKI-
2年前
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イブは。

12月に入ると街中がキラキラし始める。クリスマスソングもあちこちから流れてきて、つい心の中…

椿 -TSUBAKI-
2年前
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#47 新たな時間

高梨さんはとてもよく話す人だった。 学生時代には私にも仲の良い男友達が何人かいたけど就職…

椿 -TSUBAKI-
2年前
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結婚の条件

「毎日私のこと、可愛いって言ってくれる?」 それがあなたから結婚を申し込まれたときの私の返答だった。 可愛いって言われ続けたい。 私にとってはとても重要なことで、それは私が幸せでいられる言葉だから、結婚相手には毎日ずっと言ってもらいたいの。 「うん、言うよ」 「ほんと?」 「うん」 「ずっと?」 「そうだね、ずっと、毎日言うよ」 「約束?」 「約束する」 「必ずだよ?」 「うん、必ず」 あなたのその言葉を聞いて、私は安心してあなたの胸に飛び込んだ。 結婚したその日