マガジンのカバー画像

小説・フィクション

552
小説や詩、フィクションのお話をまとめています。かなり短い作品ばかりですが、一部前編・後編ものや連載しているシリーズも入っています。書き始めたときは誰かに読んでもらうのがあまりにも… もっと読む
運営しているクリエイター

2020年2月の記事一覧

好きなのはどっち。

あ・・・目があった。 私はいつも行くカフェでお気に入りのホットケーキを食べていて、あなた…

椿 -TSUBAKI-
4年前
31

お花選び

あなたと一緒にお花屋さんに行った。 お花屋さんにはたくさんの色とりどりのお花が並んでいる…

椿 -TSUBAKI-
4年前
26

#31 青信号

分かってる。今日で終わりじゃない。またすぐ会社で会えるし、中山さんが私から去るわけじゃな…

椿 -TSUBAKI-
4年前
23

風の誘い

やわらかな日の光とともに、カーテンをさわさわと揺らすような風が窓から吹き込んだ。さぁ外に…

椿 -TSUBAKI-
4年前
36

#30 聞きたくない言葉

今日の中山さんはいつもよりも優しくて、うっかり中山さんが私だけのものだと思ってしまう。奥…

椿 -TSUBAKI-
4年前
23

彼には内緒で。

コロンコロンってチョコがテーブルの上で転がった。まるくてかわいいチョコレート。あなたのた…

椿 -TSUBAKI-
4年前
30

キラキラ

コンピュータに向かって静かに仕事してるあなたをベッドの上から見つめていたら、なんだかくっつきたくなってくる。 ベッドから降りてあなたに近づく。 つんつんって背中を押す。 「ん」って言葉だけで振り向かないあなた。 あれ、寂しい。くっついちゃおっと。 するすると潜り込んでコンピュータとあなたの間に入り込んだ。 「あぁ、ほら、画面が見えないよ」 あなたはそう言って私のうしろを覗き込みながらも椅子をちょっとずらして私のスペースを作ってくれた。ここにも私の場所をくれるね。

ゆきやなぎ

恋が終わって、残ったのはこの1枚の写真だけでした。 あなたが旅先で撮ってくれたお花の写真…

椿 -TSUBAKI-
4年前
24

今日も寒いね。

君が「さむいぃぃ」って言いながら、バタバタと僕の部屋に飛び込んできた。 冬が苦手という君…

椿 -TSUBAKI-
4年前
30