涙を流すと、自分も人間なんだなと安心できる
嫌われる勇気という本を読んだあと、羊文学の
Burning を聴いていたら、涙が溢れてきました。
自分の夢や希望にふたをして、ずっと目を逸らし続けて生きてきた自分が、惨めに、かわいそうに思えて、
幼い頃の自分が今の自分を見たら、人生に裏切られた気分になるだろうと想像して、一年ぶりぐらいに涙を流しました。
その間、意外と頭は冷静で、悲しみよりも自分は泣けるぐらいの人間味があるのだと言う安堵感が湧いてきました。
今まで泣けなかったのは、傷つかないように何に対しても一歩下がったところから眺めていた自分が原因で、他人になんの興味も向けていなかったことが今更になって自覚できたからそれが吹っ切れたのだと思う。
人のいない所でしか泣けない自分にまた、涙が溢れた。