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リーナーのプロダクトマネジメント〜BizとDevが共鳴する組織とプロダクト開発観点でのCSの魅力〜


こんにちは。リーナーの島畑です。

早いものでリーナーへジョインして2年ほど経ちます。

ほんと早い。
毎日がジェットコースターに乗っているような感覚で、スピード感溢れる毎日を絶賛楽しんでおります。

そして、この2年でたくさんの仲間が増え、80名ほどの組織へと進化しました。

そんな中で、自分は一貫して、入社以来カスタマーサクセス(以下CS)としてハイタッチの顧客支援を行いつつ、前職でのプロダクトマネージャー(職名としては、プロダクトマーケティングマネージャー)経験を活かし、プロダクト開発に深く携わらせていただいております。
※詳しい自己紹介はこちらから

これまで、多くの成功体験も失敗体験をしてきましたが、今回は、リーナーでプロダクト開発に取り組む中で感じていることをお伝えしたいと思います。

特に、以下のような方に読んで頂けると嬉しいです。

  • プロダクト開発やプロダクトマネジメントに興味があるSalesやCS

  • チームワークやコラボレーションを重視する人

  • 自分の意見やアイデアをプロダクトに反映させたい人

また、リーナーには、「BizDevMix職能や役割の垣根を超えて協力・共有できる信頼関係を築き、同じ視座でコトに向き合う)」というFoundations(MissionとValuesを下支えする仕組み・体制)がございますが、読み終わった頃には、Biz(SalesやCS)目線での魅力が伝わっていると嬉しいです。
※BizDevMixについては下記の記事をご参照ください。


1.過去の失敗談

従来の企業では、プロダクトマネジメントは専任の担当者(いわゆるプロダクトマネージャー)が担うことが一般的です。
私の前職でも、顧客のフィードバックは「Biz(SalesやCS)→プロダクトマネージャー→エンジニア」という流れで伝えられていました。

この流れにおいては、各役割が明確に分かれていることで、専門性が高くなります。
Biz(SalesやCS)は顧客のニーズやフィードバックに集中し、プロダクトマネージャーはそれをプロダクト全体のビジョンや戦略に適合させ、エンジニアは技術的な実現可能性に基づいて具体的なソリューションを開発することができるのです。

しかし、前職ではそううまくいきませんでした。

プロダクトマネージャーが、Biz(SalesやCS)とエンジニアのパイプ役として、顧客の要望を過度に抱え込みすぎてしまい、エンジニアに正確に伝わらず、結果として、顧客価値につながる機能開発ができない。
顧客の要望を適切にエンジニアへ届けることができず、開発スピードが遅くなってしまう経験をしました。

当時は、「自分の存在価値は何なのだろうか?」と日々、自問自答を繰り返しておりました。長いトンネルから抜けに抜け出せない、そんな感覚がありました。

ただ、今思えば、大変貴重な経験だったと思っておりますし、その経験があったからこそ、リーナーでは同じ失敗を繰り返すわけにはいかないという強い想いがございます。

2.全員がプロダクトマネージャー

リーナーでは、専任のプロダクトマネージャーを置かず、全員がプロダクトマネジメントに関わります。
Biz(SalesやCS)とエンジニアが一丸となり、顧客のフィードバックを迅速に製品に反映できる、いわゆる「全員参加型のプロダクトマネジメント」の体制により、誰もが(得意・不得意に関係なく)プロダクトに貢献できる仕組みを築いております。

特にBiz(SalesやCS)の各メンバーが、顧客からのフィードバックを直接エンジニアに伝え、迅速に改善策を実行できる体制を整えております。
例えば、顧客から「この機能をもっと使いやすくしてほしい」という要望があれば、すぐにエンジニアに共有し、数日で改善策が実行されることが多々あります。

このスピード感こそがリーナーの強みです。

3.プロダクトマネージャーに求められる専門性

プロダクトマネージャーの業務は多岐に渡り幅広いです。

  • プロダクトビジョンの策定と戦略立案

  • 顧客ニーズとフィードバックの分析

  • プロダクトロードマップの作成、開発優先順位の決定

  • 市場調査と競合分析

  • チーム間のコミュニケーションと調整

などなど。

以下は、「プロダクトマネジメントトライアングル」というプロダクトマネージャーの職責を表現した図になります。

https://productlogic.org/2014/06/22/the-product-management-triangle/

※上の図は原案になりますが、下記の「Taka Umada」さんの記事が分かり易いかと思います。


これらの業務においては、業界・顧客解像度や専門性が必要になります。

一方で、前述の失敗経験とならないようにするためには、幅広いからこそ、専門性が必要なことにいかに集中できるかが重要となります。

その点で、リーナーでは、「BizDevMix」「全員参加型のプロダクトマネジメント」により、顧客に向き合い顧客解像度を高めつつ、プロダクトの未来のことをより考え、アクションすることに集中できる環境があると感じております。

4.「CS×プロダクトマネジメント」という動き方


自身においては、CS(カスタマーサクセス)をしながら優先順位の策定やロードマップの策定などの一般的なプロダクトマネージャーの業務に携わらせていただいております。

このモデルには大きなメリットがあります。

まず、顧客への仮説検証をすぐに行うことができる点です。
CSとして顧客と直接やり取りしているため、リアルタイムで顧客の課題やニーズを把握し、その場でプロダクト改善の仮説を立て、即座に検証することが可能です。これにより、顧客のフィードバックをダイレクトにプロダクトに反映し、迅速な改善が実現します。

さらに、業界や顧客に対する解像度が圧倒的に身に付くことも大きな魅力です。調達・購買というバーティカルな領域に向き合い、顧客対応を通じて業界の現状や課題を深く理解することが求められます。
CSとして顧客と日々向き合いながら業界や顧客に対する解像度を高め、プロダクト改善に携わることで、課題解決のための解決策を自ら設計し提供が可能です。

そして何より、リーナーの「CS×プロダクトマネジメント」の動き方は、前述の全員参加型のプロダクトマネジメントの仕組みがあることで、更にその効果が加速しております。


5. 未来の展望と挑戦


なぜ、前職ではできなかったことが、リーナーではできているのか。

それは、「BizDevMix」がすでに浸透している組織であるからだと考えております。

組織が拡大した後で、浸透させようとした場合は、大変なカロリーを必要としますが、既にリーナーには「BizDevMix」の精神が浸透している。

これは稀有であり、世の中を変えるための大きなポテンシャルを秘めていると、考えております。

ただ、これからが壮大な挑戦です。

リーナーが成長する中でも、「BizDevMix」を組織全体に浸透させ、全員がプロダクトに関わる文化をいかに進化させていくか、この壮大な挑戦にワクワクしております。

世界では、全員がプロダクトに責任を持ち、組織全体で素早く動ける体制を構築し成功を収めている企業はあり、リーナーでも、このアプローチをさらに進化させ、世の中を変えるプロダクトを生み出していきたいです。


最後までお読みいただきありがとうございました。


興味を持っていただきましたら、是非ともまずは気軽にお話ししましょう!
そして、一緒に壮大な挑戦をしましょう!

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