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名古屋場所千秋楽安泰

お相撲が終わってしまった。

優勝争いは横綱照ノ富士と前頭六枚目の隆の勝だった。
隆の勝は、ファンからはおにぎり君という愛称で呼ばれる人気力士だ。
中日からの8連勝で横綱から金星、関脇大の里を倒し、優勝決定戦へと進んだ。
優勝決定戦でお客さんは大喜びですねと解説の音羽山親方(元横綱鶴竜)が話していらしたが、
テレビ観戦の私は喜んでいいのかどうなのか、もはやわからないほどだった。
優勝目前で2敗した横綱。
千秋楽も大関琴櫻に負けて3敗。
一方隆の勝は自らの勝ちで横綱の優勝に待ったをかけた。

今場所は横綱に優勝してもらいたい気持ちで見てきた。
ここで隆の勝の逆転なんてことがあったら!
テレビを見ているだけなのにド緊張だ。
ついでに行司の元伊之助さんにもドキドキしてしまう。

隆の勝が低く当たってのど輪で攻めていったが、照ノ富士は慌てず巻きかえて寄り切って優勝。
同じ相手に二度負けない横綱だった。

新小結の平戸海(境川部屋)は10勝した。
立派の一言。
ほれぼれする。
どの親方も平戸海の相撲を褒める。
千秋楽の相撲(対明生)なんて風格すら感じた。
二桁勝利で来場所は関脇だー!と喜ぶも、
来場所って関脇多すぎ問題が発生するじゃないか!
貴景勝が大関から陥落してきて
霧島は大関復帰ならず関脇から再スタート。
関脇阿炎、大の里は勝ち越したのでそのまま関脇。
これで関脇4人。
来場所は小結のままかもしれないが、平戸海は大関目指してほしい。
それにしても境川親方っちゅうのはいいお相撲さんをお育てになるわー。
境川親方の解説もグッド。

十二日目、一山本はグッズを集めるほどの大ファンである若隆景との取り組みに勝利して、嬉しかっただろうけど、土俵上でそんな表情をすることはなかった。

そりゃそうだ!
一山本は8勝八山本。

来場所は、十両優勝した白熊の新入幕も楽しみだ。

千秋楽翌日の月曜日は相撲ロス。
年に6回もあるのにね。
また来場所!

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