パパ+エンジニアの日常

現在一児の父として、子供を育てながらエンジニアとして働いています。

わたし自身は「家庭を持つ者」として、家族が幸せになるために仕事をするべきだと思っている人です。

エンジニアとして働く者として、家族を持つ者として、ここが大変だと思っている点、また課題を解決するために取り組んでいることについて語ってみます。

さらには子ども以上に気を遣う「夫婦関係の構築方法」
について、個人的見解をお話しできればと思います。

サマリー

①エンジニアは労働時間が安定しない
②仕事と育児の両立は大変という前提で、覚悟して家族計画しないといけない
③時代は男女平等。子育てはパパとママでするもの

以下、本文は有料とさせていただきます。

時間にバラつきがある職業

モノを作って納品する職業って働き方にバラつきがあります。エンジニアも例にもれずなかなかフラットな就業時間になりません。

フリーランスの方だと納期を意識することも多いと思われますが、会社勤めの方や準委任で働いてる方もチーム開発の中では同じことを意識することになるはずです。

プロジェクトマネージャがバッファをしっかり確保しつつ進めている場合であれば、多少スケジュールが遅れてきてもバッファ消化で(半ば予定調和で)進めていくことができます。

しかし、プロジェクトのスケジュール上のバッファがもともと用意されていないケースも多いのではないでしょうか。予算ギリギリでやりくりしてたり、見積りが過小だったり。

そうなると、納期や他チーム•他ベンダーのスケジュールに間に合わせるために残業や休日出勤を強いられるケースって結構あるんじゃないでしょうか?

少し話は逸れますが、そこはホワイトとかブラックとかではなく、見積りが甘かったらそういうことも起こりえます。開発チームが崩壊したりスキル不足だったりもチーム開発の中ではありますから、何が起こっても驚かないように悲観論で準備しておくべきだとは思います。

24h - (労働+家事) = ?

私がエンジニアとして働いてきた中で、平日9時〜18時の時間きっちりだったことはあまり無いんですよ。

特にキャリアを積めば積むほど業務の範囲がどんどん広がっていったり、タスク難易度が高くなったり、やりとりする人が増えたりしていきます。結果、仕事する時間が増えます。

最近ではテレワーク全盛で、在宅でお仕事をする方が増えてきていると思います。
私もまさに在宅ワークなわけですが、ここで在宅ワークのメリットともデメリットともいえる現象が発生します。

すぐ家族がそばにいるわけです。

ここで、家族(主に妻)の仕事に対する理解度合いがどうなのかによって色々なシナリオが待っていると思います。

我が家は妻も働いていて、18時のタイミングではいったんご飯作りがスタート。料理担当はその日によって妻がやるか、私がやるか。割合としては半々程度です。

こんな感じなので、自分の意思として仕事を終わらせたいと思っていても、状況によって最後まで終わらないことがあります。遅れてしまった作業分は別の日に回すことなるか、挽回するかという感じです。

休日出勤をやむなくしながら残務を片付けることもあります。

あくまで上記は例ですが、そんなこともあるんだという前提で、家族を持つ責任をしっかり果たせるように家族計画をした方が良いと思います。簡単じゃないです。

何のために働く?

今仕事をしているモチベーションは、家族をしっかりと育てるにあたって「お金で困って大事な選択ができない」ということが無いようにするところにあります。

「家族の笑顔のために働く」
月並みですが、我ながら立派な意義を持って仕事していますね。ただし、ここは崩せないと思っています。そうでないと負担になることが多くなってしまうからです。

家のことをやって子供の面倒を見るって本当に当たり前のことですが、その代わりに時間もお金も奪われます。

我が家は3人家族ですが、ざっくり計算しても一人で生活するよりは2倍くらいはがかかるんじゃないでしょうか。それに息子お風呂入れて寝かしつけて、時間見たら21時過ぎてますよ。

だからこそ、拠り所が「家族に無い」状態になってしまうと、そのこと自体が負担になってしまうんではないかと思います。

夫婦でルールを作るか、互いに解放する

私の妻は土曜日も仕事になっています。
自然と、私は土曜日になると息子を一人で見ることになります。

結構周りにこの事実を伝えると驚かれるんですが、すごいこととか別に無いと思ってます。自分の子どもを見るのは親として当たり前の事ですし。

と言いながらも、
子どももまだ2歳で、色々と大変ではあります。

先週は訳あって土日どちらも一人で見ることになったんですが、覚悟を決めて「二人で色々遊び倒す」を決行してきました。土曜日はいわゆる屋内遊び場的なスポットへ、日曜日は大宮の鉄道博物館に行ってきました。
おむつとか、ごはんとか、息子一人をとっても気にしないといけないファクターが多いんですが、学びは多いですね。

男は一人で育児できるレベルでちゃんとやりましょうね。
それが家族(主に奥さん)に対しての安心感であり、信頼感であると自信持って言えます。これ自体は、妻と相互に助け合いながら一緒に働くというところを実現するためには避けて通れないと思っています。

時代は男女平等などと言いますが、未だに「育児は母親の役割」と思っている人は多いのが現状でしょうか。
そんな中、私は「真に平等たる」ためにお互いの負担をしっかり折半したいと思っています。

なので、仕事上に障害がある場合はしっかり妻と調整しつつ、その分お返しとしての解放を与えてその分のコストはこちらで支払います。逆に、妻にやってもらうときは正直に伝えて甘える感じですね。

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