見出し画像

時間制限なしで50人まで使用できるFacebookのビデオ会議サービス「Messenger Rooms」を使ってみた!

Facebookのオンラインミーティングサービス「Messenger Rooms」が正式リリース

時間制限なしで最大50人までのビデオ通話が可能
こんにちは!デザイナーのしんたにです。

2020年5月14日(現地時間)、正式リリースされたFacebookのオンラインミーティングサービス「Messenger Rooms」を使ってみました!

まず利用するには、主催者(オーナー)がFacebookやMessengerからルームを作成し、招待したい人にリンクを送信します。招待用のURLを受け取った人は、そのURLにアクセスするだけで簡単に参加することができます。
ルームを立ち上げる主催者はFacebookのアカウントが必要となりますが、招待される側はアカウントが必要なく、招待用のURLがあれば誰でも参加することができます。

「Messenger Rooms」は最大50人まで時間無制限で利用できます。現在オンライン会議・飲み会などで多く使われている「Zoom」の無料版では時間の制限があるので、ここが大きな違いとなります。実際オンラインで話が盛り上がっているところで突然終了してしまうという経験した人も多いのではないでしょうか。

「Messenger Rooms」を実際に使ってみる

WEBブラウザとモバイルアプリに対応
「Messenger Rooms」はMessengerにビデオ会議の機能を追加した形で、これまでのようにPCならWEBブラウザから利用できます。
モバイルはMessengerアプリから利用でき、導入はオンラインミーティングサービスの中でもシンプルで簡単な印象です(ブラウザでも使用できるようです)。
PCでFacebookを使っている場合、ルーム作成はとても簡単。Facebookページ右下のビデオアイコンか、Messengerページのビデオアイコンをクリックするとルーム作成画面が表示されます。
それでは実際にやってみましょう。

ミーティングルームを主催して招待する

■ルームを作成する手順は簡単です(PCの場合)
① Facebookにアクセス。
② 右下の【ビデオアイコン】をクリックするとルームが作成されます。

画像1

画像2

③ ルームを作成後、下段の参加者ボタンを押すと招待用URLが発行されます。あとはそのリンクを招待したい人にお知らせすれば完了です。

招待を受けた人はURLをクリックすれば、Facebookアカウントがなくてもルームに参加することができます。とても簡単ですね!

ここで注意したいのが現時点(2020年5月22日)ではブラウザ対応がChromeのみのようで、Edge・Safari・Firefoxでは使用できませんでした。Chrome以外を使用している人にとっては不便さを感じてしまうかもしれません。

画像3

スマホではMessengerで既につながっている人とであれば、ルームを作成してすぐに招待URLを共有することができます。
しかし、PCからだとリンクを相手に送る作業がやや面倒に感じました。ブラウザ対応が少ないことをみると、モバイルのMessengerアプリ中心に設計されているのかな?と感じました。

ちなみに友人をいきなり招集してみました。参加するとこんな感じになります。むさ苦しいですね……。

画像4

人気のZoomとGoogle Meetとの違いは?

簡単に導入できる反面、機能は……!?
導入については、Zoom・Google Meetと比べると「Messenger Rooms」はよりシンプルで分かり易く感じました。ZoomはPCもモバイルもアプリが必要となります。Google MeetはWEBブラウザから利用できますが、Googleアカウントが必須です。

「Messenger Rooms」においてオーナーはFacebookアカウントでログインしている必要がありますが、招待された人はFacebookアカウントが必要ありません。ビデオ会議を行うにあたってアプリケーションも不要で、WEBブラウザがあれば利用できます。両者の良い部分を取り入れた構成で、ZoomとGoogle Meetよりも少し敷居が低く感じました。

ただし機能面では、ZoomやGoogle Meetにあるチャット機能・レコーディング機能・レイアウト変更や背景変更などの機能がありません。画面共有・ルームのロック機能など必要最低限の機能となり、正直物足りない部分もあります。

まとめ

弊社ではZoomとGoogle Meetの両方を使い分けています。高度な使い方や多機能を求めない限り、「Messenger Rooms」「Zoom」「Google Meet」にはそれほど大きな違いはなく、どれも慣れるとUIもシンプルで使いやすいと思います。
どのサービスも簡単に導入できますし、招待するユーザーや用途に合ったサービスを使いわける形となるのではないでしょうか。

ZoomやGoogle Meetなどの利用者が爆発的に増えている中で、オンラインミーティングサービス市場は激戦状態です。「Messenger Rooms」は今後どのような展開をしていくのか、他のサービスを脅かすようなアップデートがされるのかどうかに注目したいです。

以上、しんたにでした!

factory4 デザインチームについて


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?