PSG20-21 MF/FW篇



ダニーロ・ペレイラ #15

ポルトから買取OP付ローンで加入。他にいない大型守備的MFとして期待が高まるが、システム上どうしても広いカバー範囲を求められるので使いどころが難しいか。
トゥヘルもそのあたり困っているのか、マルキーニョスをボランチで使ってダニーロをCBで使うなんてシーンも見られた。


イドリッサ・ガナ・ゲイェ #27

昨季序盤は持ち前の機動力とボール奪取能力でスタメン出場を続けたが、コロナ明け以降はポゼッション適性で上回るエレーラ議員の後塵を拝する形。まあ人間誰だって苦手なことはあるので怪我だけせずにチャンスを掴んでほしい。


マルコ・ヴェッラッティ #6

もはや語る必要もないであろう最古参。昨季終盤は怪我でほぼ欠場。今季ものんびり復調を待っていよいよ本領発揮というところ。プレーを観れるだけで嬉しいが、健康とイエローカードには気をつけてやってくれるとなおありがたい。


レアンドロ・パレデス #8

PSGが誇るパッションモンスター。加入から一年半を経てついに本領発揮し、CL終盤戦ではマルキーニョス、エレーラ議員とガッチガチの3センターを構成。プレースタイルはやや攻撃的なシャビ・アロンソとでもいえばいいのか…?ただしマリーシア系というか、ギャングじみたダーティなプレーを多く見せる選手でもある。基本2枚目は貰わないが熱くはなりやすく、今季はOM戦でスマブラ参戦して退場。


アンデル・エレーラ議員 #21

パッション、プロ意識、ハードワークを約束する頭脳派MF。
ポゼッション適性でゲイェを、バランス感覚と前への飛び出しでドラクスラーを上回り、さらにシステム上の需要とサラビアの不調を受けて一気に序列を上げ、中盤のファーストチョイス候補に名乗りをあげた。特に前線に顔を出すプレーは他にやる人がいないことに気づいて意識的にやっている感がある。そういう気の利き方も流石議員先生といったところか。


ユリアン・ドラクスラー #23

悪くはないんだが、取り立てて良いところもないんだよな。黒子テツヤみたいな時とシャドーストライカーみたいな時とトム・クレヴァリーみたいな時の3種類を延々とガチャガチャしてるような感じ。ネイマールをトップ下、ドラクスラー左ウイングをやってみたら?と思わなくもない。


ラフィーニャ・アルカンタラ #12

バルセロナユース出身の技巧派アタッキングMFで、チアゴ・アルカンタラの弟。
ポテンシャル120の実力55みたいな選手というイメージがあったが、中盤ならどこで使われても頑張るプレーで一躍レギュラー入り。個人的には、実はカンプ・ノウで生ラフィーニャを摂取したことがあるのでその点でも気に入っている選手。


アンヘル・ディ・マリア #11

ネイマールやエンバペはスーパースターだが、PSGにおける縁の下の力持ちはこの人だろう。メス戦終盤では価千金のアシストを記録。精魂尽き果てた様子でエレーラ議員と合体する姿は記憶に新しい。引退までいてくれませんかね?


キリアン・エンバペ #7

得点ランキング一位ってホントデスカ?独善的過ぎるシーンや決定力の低さが目につく。ただ、某・ニステルローイ氏いわく「ゴールはケチャップのようなもの(ケチャップが詰まってなかなか出てこないように、全然ゴールが決まらない時もあるし、逆に面白いように決まる時もある)」だそうなので、落ち着いて見守る必要があるのだろう。フランス版フェノーメノの未来はまだまだ明るいはず。


ネイマール #10

待ちに待った"final8"でその能力の高さを見せつけた反面、ゴールが決まらないというスランプも味わった。代理とはいえ今季はとうとうキャプテンマークを巻き、名実ともにチームリーダーの一人に。夏が来る度に外野がワーワーうるさいが、なんだかんだ30歳手前くらいまではいてくれそうな予感。


マウロ・イカルディ #9

昨季の活躍を受け、けっこうな大金を積んで完全移籍を果たしたものの、終盤から今まで尻すぼみのまま来てしまった状態。なんか腰をヤッたとか言われてるがよくわからん。このままだとモイーズ・キーンに略奪されそう。


モイーズ・キーン #18

有望株枠の補強だと思っていたが、前線の三馬鹿と組む流動的なシステムに瞬く間にフィットして現状のファーストチョイスに。スピードタイプかと思いきや案外ポストはできなくはないし。今後数年かけての大飛躍に期待したい。


ヘセ/Jey M #35

その……、なんだ……。とりあえず痩せたら?

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