連打

昼休みにパンを買うためにエレベーターに乗ったときのこと。
到着したエレベーターのドアが開いたら誰も乗っていなかったので、自分は『1』のボタンを押すと、やがてドアが閉まって下へ動き出しました。そして途中階で止まり、ドアが開いて男性が乗ってきました。ここまでは誰もが経験することです。でも、そのあとの彼の行動に呆気にとられました。
途中階から乗った男性は、エレベーターの階層ボタンがある場所に立つと、次には

画像1

(参考写真)

『閉』ボタンを連打したのです。たしか5連打。
連打したところでドアが素早く閉まることはなく、いつもと変わらぬようにドアが閉まり、1階エレベーターホールへ一直線に下がっていきました。で、彼が1階に着いて目的地へ向けて一目散に動くのかと思ったらそうではなく、自分より先にエレベーターは出たものの、足取りは自分よりも遅かったので、途中で追い抜いてしまいました。

だから、何をしたかったのか、よくわからないのですよ。
先を急ぎたいから“早く閉まれ”という気持ちでボタンを押したならなんとなくわかるけれど、1階に着いてからの行動に先を急いでいる様子は見られなかったので、そうではなさそう思えました。じゃあ、なぜ『閉』ボタンを連打したのか、考えれば考えるほど解せなくなってしまいます。
彼の心の中の様子は分からないけれど、とりあえず思ったことは・・・

せっかち。

なお、自分はよほどのことがない限り『閉』ボタンは押さないです。だって、ほっといても自動でドアが閉まってエレベーターは動き出すから、機械の機械的な動作にゆだねておけばOKと思っています。ついでにいえば、たまに『閉』ボタンを押したらエレベーターに乗ろうとする人が寄ってきて、慌てて『開』ボタンを押す経験がありますよね。そんなことを考えたら、個人的には『閉』ボタンを押す動作は無駄という考えに至りました。
ちなみに、エレベーターの『閉』ボタンを押すのは日本人だけらしいですよ。


(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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