見出し画像

川崎フロンターレに勝利を呼ぶ「家本政明の笛」はホンモノか?

サッカーの試合がある日、特にスターティングメンバーが発表される時間にTwitterを見ると、よく「今日の主審は○○かー、荒れた試合になりそう」であったり、「主審は○○!勝てるんじゃない!?」などのツイートを目にすることがある。

私が応援している川崎フロンターレというチームのサポーター界隈でも、同じ類いのツイートを拝見することがある。中でも多いのは

「主審、家本政明!勝ったわ」

このようなツイートである。

たしかに、筆者自身も家本氏が主審の際は、負けた印象が無い。今回は、その"印象"を"確信"に変えるべく、今回は川崎フロンターレの2012年から2019年までのJ1リーグ全試合の担当主審と試合結果を調べた。

本当に川崎の試合でが家本氏が主審を務めた際、川崎の勝率は高いのか。結果は以下の通りである。

(中でも川崎の試合で多く主審を担当している方を黄色とし、赤色は良好な数値(勝率なら高、負率なら低)、青色はその逆を表す。)


川崎フロンターレ vs 他J1チーム 主審:家本政明

このときの勝率は、なんと約81%。単純計算で10試合おこなって8試合は勝てる。Twitterで多くのフロンターレサポーターが「主審、家本政明!勝ったわ」と言う理由が明確になった。

ただ、ここで1つだけ少し川崎にとってな嫌なデータを挙げるとすれば、敗戦時の相手チームだ。

2012年から2019年のJ1リーグで、家本氏が笛を吹いた試合における川崎の敗戦数は僅か3試合。その対戦相手は

・2013年 Away 広島  
・2014年 Away 横浜 
・2019年 Away 広島

全試合アウェイでの試合、中でもAway広島戦が2試合も入っているのは地味に不吉なデータである。そもそも2012年からの8年間でAway広島戦は3勝5敗と相性が悪いとはいえ、よりによって川崎の試合で勝率の高い家本氏が担当した際に2敗しているという点は、今後Away広島×家本政明の組み合わせがあった際注目ポイントとなりうる。


少しだけ川崎にマイナスなデータも挙げてみたが、結局家本政明氏が川崎の試合で笛を吹いた際の川崎の勝率は高いため、今後もスターティングメンバー発表時に彼の名前を目にした際は、フロンターレの勝利をほんの少しだけ期待してみることとする。


ちなみに、お気づきの方もいると思うが2点余談...

1点目は、確か2年ほど前に1級審判員資格が更新できなかった吉田寿光氏が主審を務めた際の川崎の試合も勝率が高い。彼がバリバリJ1の主審として働いていた頃、私がSNSをやっていなかったからかもしれないが、これは初めて知った...。(SNSやってた川崎サポの中では有名だったのかな...?)

2点目は、荒木友輔氏、飯田淳平氏、木村博之氏、村上伸次氏が主審の際の川崎の勝率は若干低め。これに関しては、試合の結果が主審が絡むことによってどうにかなるものではないので、「まぐれ」「運」「相性」など様々な要因が合わさった結果と思われる。今後、彼らが川崎の試合で笛を吹く際は注目していきたい。


以上、今回は川崎フロンターレの試合×主審というデータを調べてみた。今後も家本政明氏が川崎の試合を担当するときは、彼の「勝利を呼ぶ笛」に多少の期待をしてみたい。ちなみに、もしこのnoteを読んでくださっている他サポの方がいれば、決して買収などをしているわけではないと伝えておきたい。もしかすると、他のチームでも「この主審の時の勝率が高い」というデータがあるかもしれない。

運や相性も時には大事にしていこう。本当に強いチームには、いろんなサッカーの神様が微笑むはずだ。

引用
川崎フロンターレ公式HP ゲーム記録 過去の記録(https://www.frontale.co.jp)







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?