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「帰りがけの挨拶を見ておくように」FM石川本部長 Vol.409

FMグループ社内報Vol.409【投稿者:石川本部長】

お疲れ様です。本社統括本部の石川です。

1日1話読めば、心が熱くなる365人の仕事の教科書シリーズ第5回目、株式会社船井総研ホールディングス 代表取締役会長グループCEOの高嶋 栄さんのお話です。

内容は、船井総研グループの創業者である船井幸雄さんから学んだことのお話で、高嶋さんは入社した年の12月に船井さんから突然呼び出され、「1月から俺の運転手をやるように」と指示を受けたそうです。

「会社は社長で決まる」

当時、船井さんから教えられた言葉で
「コンサルタントの仕事はその会社を深く分析してみないと分からないところがあるが、瞬間的に分かる部分もある。それはそこの社長を見ること、社長の研究をするんだ」
と、よくお話されていて、

これを聞いた高嶋さんは
「自分の入った会社を深く理解するには、社長の船井幸雄を研究するのが一番効果的」と考え、運転手研修から始まって30年以上、船井さんの生身の姿や膨大な著書を通して「船井幸雄研究」を続けてきたと振返っております。

運転手時代に学んだことは数えきれないが、その中でも、船井さんを訪問企業まで送っていく際に、
「これから行く会社はいい経営をしている。社長さんも素晴らしい。だから帰りがけの挨拶を見ておくように」
と言われることがあり、そう言われた会社は、私が車を出した後でも姿が見えなくなるまで見送ってくれていました。

「社長の人間性や考え方の一部がそういう行動に表れて、経営に浸透する」そのことを、コンサルタントの卵だった高嶋さんに船井さんが教えたくれたというお話でした。

このお話を読んで、矢野社長がいつもお客さまのお見送りをされる際に、2Fでお見送りされる場合には、エレベーターのドアが閉まり動き出すまで必ず「最敬礼」をされており、建物外までお見送りをされる際には、その姿が見えなくなるまで確認し、お客さまが振り返ったら必ず「最敬礼」をされていることを思い出しました。

「姿が見えなくなるまで見送る」というこの行動は、相手への思いやりや敬意、配慮がなければできないことだと思います。
どんなに良いことを言っても、ふとした瞬間の些細な動作によって、大きく印象が変わってしまうことを教えていただきました。

私も高嶋さんのように「矢野晃教研究」を極め、矢野社長のようにその人間性や考え方が自然と行動に表れるように、相手に対する敬意や配慮ができるよう、社内の仕事でもお客さまに対しても、向き合えるように心がけて仕事に取り組んでいきたいと思います。


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