夜の植物

日記とか読書感想文とか書きます。無職で統失。

夜の植物

日記とか読書感想文とか書きます。無職で統失。

マガジン

  • ニートマガジン

    • 126本

    みんなで作るニートなマガジン。ニートの日記、エッセイ、活動記録、ノウハウ、メンタル問題、低コストな娯楽、節約方法、貧乏旅、思想や哲学、作品評など。

  • 無い日記

    創作で書いた日記を載せます

最近の記事

日記 魚腐らせちゃったから泣いちゃった

・4月14日日曜日、福岡に住む祖父の容態が急変し、母が急いで新幹線で福岡に行き、病院の手配や家の事をすることになった。 母が不在の今、我が家の家事をするべき人はどう考えても無職である私という事になった。 とはいっても、やる事はそこまで多い訳ではない。 姉が仕事でいない日の昼食を作る事、父の弁当を作る事、洗濯を干して畳んでしまう事、二日に一度花に水をやること、風呂を掃除すること、ペットに餌をやること、夕飯を作ること、食器を洗うこと、だ。 どれも大したことない。それでも気を張って

    • 日記 4月1日は記念日

      ・4月1日だ。記念日だ。私のニート記念日だ。 丁度まるまる1年間ニートしていたことになる。 昨日の駅散歩の疲れで一日中寝ていた上、インターネット上はエイプリールフールで盛り上がっていたので、夜になるまでそのことに気が付かなかった。私は流行りやイベントの茶番性を痛々しく感じるタチなので、 「やってんなあ」と斜に構えていた。この日記に嘘は一つもありません。 やはり1年間ニートしていただけあって、私のニート観は落ち着きつつある。(ニートになりたての頃は「ニートは幸福でなければな

      • 日記 初夏、ヒールで

        ・前回の日記から季節が二つ変わったかもしれない。春越えて初夏。 ・「攻めの井上」先生に「10時間以上寝ないでください」と言われているにも関わらず、今日も12時間も寝てしまった。春眠暁を覚えず。 寝ることは紛れもない快楽だけれど、躁の波の今、寝るのが惜しくて夜寝る瞬間が怖い。 明日起きたら、憂鬱に支配されていたらどうしようと不安になる。 いつも鬱の顔色を伺い、いつ爆発しないかと心を煩わせている。鬱にDVされている。 ・最近の夜はそんな調子で鬱じゃないのにオロオロして

        • 日記 もう一度触れ、事を正そう

          ・今日少し久しぶりの散歩に出掛けることにした。 散歩先で40代の友人に会ったので、一緒に歩いていた。 彼は最近私の体調がだいぶ悪いことを知っているはずなのだけれども、そのことに関して一切触れず、ただ聖書の話をしながら歩いた。(彼と友達になったのも聖書がきっかけだった) なぜラザロの姉妹マリアはイエスがこれから処刑されるという事を理解していなかったはずなのに、イエスが処刑される直前に300デナリ(1デナリが一日分の賃金に相当するので、1年間の賃金に相当する値段)の香油をイエスの

        日記 魚腐らせちゃったから泣いちゃった

        マガジン

        • ニートマガジン
          126本
        • 無い日記
          6本

        記事

          日記 脱コンテンツ

          ・自らの希死念慮や生き続けていることへの疑問視と真っ向から向き合うのが嫌で、日記を書くことも、人と話すことも、さらにはぼーっとすることさえも避けて生活しがちになった。 主治医の「攻めの井上」先生に「1日10時間以上は寝ないでください」と言われたにも関わらず、予定をキャンセルしてまで寝ている。 起きている時間は食事をしているか、YouTubeで「オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。」を見ているかしかどちらかだ。 オドぜひを見ている時間以外はずっとバッググラウンド再生

          日記 脱コンテンツ

          日記 渦、自殺、納得、

          ・悲哀感や憂鬱がデフォルトになった私の感情が、それらダウナーなものでも、躁が頭の中を暴れているアッパーなものでもないとき、ものすごく不安定になる。 今にも風の力で坂を転がり落ちそうになっている石を眺めているような気持ちだ。 もしくは、自分の身体や内臓が宙に浮いているような、無重力のような感覚がある。 ずっと「正しい自殺」「納得のいく自殺」って何だろうと考えている。 (2024/03/09の日記「生きるために「正しい自殺」について考える」参照) 誰かそれを教えてほしい。死

          日記 渦、自殺、納得、

          日記 悪くて良い

          ・数日前、心療内科に診察に行ってきた。 母が私に対してどの程度干渉や手助けをするべきなのか、今私の病状はどのあたりにいるのかなど、聞きたい事がいくつかあるとのことなので、「攻めの井上」先生に時間を取ってもらうことにした。 私も母も、去年に比べ体調は回復していて、今も鬱の波にいるわけではあるが、それでもなお快調に向かっていると考えていた。 それで母は、自己紹介と一緒に先生に「先生のおかげでだいぶ良くなりました」と言った。 すると先生は「はい?」と不明瞭な顔つきになってその言

          日記 悪くて良い

          生きるために「正しい自殺」を考える

          ・精神面と神経面での体調不良が3週間ほど続いている。 この日記を含め、文章を書く気も読む気も起きない。唯一kindleでゆるふわ無職さんの「徘徊する肉塊」を読んでいるくらい。(それはそうとこの本めちゃくちゃ面白いのでお勧めです) 一日中布団にくるまっていると、ふんわりと「死にたさ」が襲ってくる。 強烈な自殺欲ではないこれは、実行するほどの力も無く、ただ何となく人生に絶望している状態だ。 「死にたい」よりも、「あの時(真剣に死を考えていた時)死んでおけばよかった」の方が近い。

          生きるために「正しい自殺」を考える

          「惨め」の洞察 その1

          ・体調が悪い中で少し無理をしてお風呂に入ると、酷く惨めな気持ちになることがよくある。 なんでかよく分からないが、とにかく「酷く惨めな気持ち」としか言いようがない。 この「惨め」っていったい何だろう。 辞書を引いてみた。 インターネットで調べてみた ダ・ヴィンチ・恐山さんのエッセイの中ではこんな文があった。 自分に対して使う「惨め」って言葉は、私にとって他に言い換えることが難しい言葉だ。 特に誰かに見られているわけでもない時に生じる「惨めさ」は独特だ。 単なる「悲しい

          「惨め」の洞察 その1

          感情に対しての感情

          ・SNSの質問ボックスで相互さんから質問をいただきました。 『好きな感情はなんですか』 これについて考えていこうと思う。 2022年2月12日の日記でもこのことを書いていた。 『とても好きな人や好きなコンテンツの少しがっかりした部分を見たときに生じる感情が好きだ。自分の奥底の考えを共有することを諦めてしまっているような、そんな感情だ。というのは、私は何よりも執着を恐れている。自分の中にその感情が波のように、泥棒のように闖入しようものなら、胃の中をひっくり返してでも追い出し

          感情に対しての感情

          日記 PERFECT DAYS観てきたよ

          ・ここ最近ずっと体調が悪い。具体的にどう悪いかと聞かれると難しいのだが、心身の体力が少ない、すぐ疲れる、すぐ憂鬱になる、すぐ泣きたくなる、すぐ気持ちが悪くなる、すぐ眩暈がする、など。書いてみたら色々出てきた。 統失の診断がおりる1年前くらいから、異常に目が回りやすくなった。 坂道を下るだけで酔ったりする。 統失の症状に「眩暈」もあるらしいとインターネットで知り、多分そのせいだろうと決めつけているけど、実際のところよく分からない。 よく分からないけど、心療内科以外なんの病院も行

          日記 PERFECT DAYS観てきたよ

          日記 年輪

          ・午前中友人と散歩の約束をしていたが、休んでしまった。 死ぬほど体調が悪かったわけではないのだけれど、どうしても外に出たくないという気持ちが勝って、気が付いたらLINEで謝罪のメッセージを打っていた。 昨日の夜も憂鬱が重すぎて、「助けてくれ」とか「もうだめだ」と喚きながら眠剤で強制終了させたのを覚えている。多分22時頃。 LINEを打って、相手の返事を確認してから二度寝し、気が付いたら昼の12時。 起きているより寝ている方が楽だからという惰性の睡眠だった。 寝ても覚めても自分

          電子書籍で日記売りたいがどうすればできるかなーんもわからん

          電子書籍で日記売りたいがどうすればできるかなーんもわからん

          日記本1巻目

          2022/2月ごろから書いている日記を本にしました。収録は2023/2月ごろまでの1年間分。 一冊1500円でお売りします。高いけどこれでも利益は殆ど出ない。出版ってすげ〜な〜って思います。 せっかく作ったのだから、という思いでたくさんの人の手に渡ってほしい。 みんな読んで読んで〜面白いの集めたヨ〜 もし、もしも買ってやっても良いなって方がいらっしゃいましたら、Twitterの DMに一言お願いします。 https://x.com/hiroya_rikoris/sta

          日記本1巻目

          日記 となりに人類愛

           ・午前中の用事をなぎ倒して、13時間も寝た。 日記にも表れているけど、元気な時間と鬱の時間の行動量や気分の差が凄い。 特にここ何週間かは、基本が鬱で、1,2日突発的に滅茶苦茶元気な日が生まれ、また鬱に戻る。という具合だ。 家族との食事や会話がどうしようもなく辛い。 愛する家族が発する生活音にどうしようもなく苛立ってしまう。 出来ることなら引き籠って、何も考えず、SNSも断ち、布団をかぶって天上でも見ていたい。 ずっと船酔いをしているかのように、三半規管が疲弊しきっているよう

          日記 となりに人類愛

          日記 薬膳鍋

          ・友人2人と姉の4人で表参道まで行って薬膳鍋を食べた。 友人が午前中用事があったのもあって、店に着いたのは2時半くらいになったが、それでも結構並んでいて、30分くらい待つことになった。 食べた感想としては、薬膳鍋、別にまずくはないけどこの値段の割に美味しくはないな、という感じだ。 「これは健康に良いです!」という店と客の意識によって存在している料理だなと思った。 これは人にもよるだろうけど、少しオーバーに体に悪かったり良かったりしたら、人はそれを美味しさと勘違いするかもしれな

          日記 薬膳鍋