なぜ新卒スタイリスト(美容学校卒業後即デビュー)が実現できたのか
こんにちは
GENUINE stylist フウガです。
2020年4月1日に美容師歴が2年目になりました。今回は僕が
《専門学校卒業後、アシスタント期間0日で入社と同時にスタイリストデビュー》
《新卒スタイリストとして入社後4ヶ月目の7月に月間技術指名売上118万円達成》
という2つの少しイレギュラーな結果をなぜ出せたのか、またそのためにどのようなことを考え、何を実践してきたのかをお話しさせて頂きます。
おそらく、この記事を読んで頂ければフウガという人間そのものがわかってもらえるかと思います。
今美容師を志す学生の方やまた美容師になりたての方、この記事を読んでくれた皆さんが少しでもモチベーションが上がったり、プラスのアクションが起こせるようになってくれたら嬉しいなと思い、1年ちょっと前のこの話をいまさら記事にさせて頂くことにしました。
まだどこにも発信したことのない情報です。
今回はよりわかりやすく説明する為に
①【なぜ入社と同時にスタイリストデビューできたのか】
②【なぜ専門卒業4ヶ月目で月間指名技術売り上げ118万円を出す事ができたのか】
記事をこの2つに分けることにしました。
今回は①を書かせて頂きます。
長くなりますが是非お付き合いください。
①【なぜ入社と同時にスタイリストデビューできたのか】
まず、これを可能にする為には確実に周りの方の支援が必要不可欠でした。
ですが、今回の記事では
なぜ僕がそのようなチャンスを頂けたかも踏まえ、敢えて僕単体にフォーカスを当てて書かせていただきます。
これをする上で僕に必要だったキーワードを目次に、わかりやすく書いていきます。
ここに書いている事はスタイリストデビューする為だけに必要な事ではなく、自分のやりたい環境を自ら掴む為に必要な事だと思うので、どの業界、どんな状況でもいくらでも応用は効くと思います。
美容師以外の方の参考にもなれば嬉しいです。
目次---
1.スタート地点を自分で決める
2.時間とお金の落とし所
3.魅力的な人ってどんな人?
4.不可能性ではなく可能性で動く
5.なぜ入社と同時にスタイリストデビューできたのか
1.スタート地点を自分で決める
〜人頭カットを100人以上した高校時代〜
専門学校に入学する前からハサミを持つと変な癖がついて良くない。高校生なんかに髪の毛切らせてくれる人なんているわけない、
だから人の髪の毛を切り始めるのは早くても専門学校に入ってからにした方がいい。
よく聞いた話です。
ですが人のヘアセットをするのが好きすぎて高校の文化祭の時に特設ヘアセットブースを作り、1日で50人ヘアメイクをしたりしていた僕は、『カットも自分でできたらもっとカッコ良く、可愛くできるはず…』という事に既に気付いていました。
ヘアセットの限界を感じていたんです。
セットをさせてくれていた友達からも早く切れるようになってよーと常々言われていました。もうこれはやるしかない、変な癖つくとか関係ない、目の前に切って欲しい人がいるんだから、とネットでカット用のちょっといいハサミを買いました。
それからは家族のカットとウィッグカットで練習をしまくり、仲の良い友達の髪も切るようになりました。1人のメンズカットに2時間以上かけて切ることもありました。
わからない事があると月一で有名サロンに行って自分が施術されている時に技術を見まくってそうやって切るんだ…と勉強していました。
それをまた実践→わからない→サロン行って見て学ぶ
を高校3年生の頃に半年以上続けました。
〜僕のルーツと美容師の本質〜
そんな事を繰り返しているうちに、想像しない事が起こり始めたんです。
『今まで切ってもらった美容師の中でフウガが1番仕上がりいい感じ!』
『美容師さんによくセットしてもらうけどフウガのセットが1番好き』
正直、うそだろ…と思いました。
でもみんな本気なんです。
この時僕が本気で意識していた事は
【その人の理想を120%叶えること】
つまりどんだけ時間がかかっても
死ぬ気で理想のちょっと上を作るって事です。
次第にそういってくれる人が同じ高校の中に増え、卒業する頃にはメンズの卒業生の1/3は僕がカットした髪型で卒業しました。
この時に僕は、美容師の本質に気がついたんです。
【必要なのは技術力よりどれだけその人の理想を叶えるかなんだ】
これは僕が今でも美容師をする上で1番大切にしている事です。
もちろん技術は要らないのかと言われたらそうではありません。ですがお客様の理想を叶える為に必要なのが技術力であり、理想を叶えずして技術は語れません。(個人的な意見です)
こんな事に気付くことができたのは、
一般的に設けられた美容専門学校入学もしくは美容師になってからするはずの
''人頭カット''を
スタートするタイミングを自ら圧倒的に早い段階に設定したからだと思っています。
きっとこの美容師の本質に高校3年生で気付いたのは日本中探しても僕くらいなのではないでしょうか。
ここで一つ確信して言える事があります。
『スピードは圧倒的な武器』
になります。
美容業界では尚更です。
2.時間とお金の落とし所
〜時間とお金を落とした場所が自分の環境になる〜
高校生の時、11年間続けていたサッカーを辞めました。
理由はアルバイトをして美容師になる為の勉強の時間を作りたかったから。
稼いだお金はヘアセットやカット、勉強の為のワックス、アイロン、ハサミ、美容院、にほとんど使いました。
サッカーを辞めてから自分の将来のことや美容師のことについて本気で考えられる時間を作れるようになりました。
Time is money.
という言葉がありますが、本当にその通りで時間=お金です。
つまり僕はアルバイトをして美容師になるための準備時間を買う為にサッカーを辞めました。
環境を変え、必要なものを手に入れる為には時間とお金を使わなければならないと思います。その時間もお金も生み出すのは自分です。
3.魅力的な人ってどんな人??
専門学校に入学してからは、もちろん美容師としての勉強もしていましたが
とにかく色んな人と遊びました。本当に常に遊びまわっていました。いい意味でです。笑
専門学生の頃は特に、人間的な魅力ってなんだろうって常に考えていたと思います。
色んな人に出会ううちに、気付いた事がありました。
シンプルすぎるのですが、
理由は分からなくても『周りに人が集まる人』は絶対になんか魅力的なんです。
もちろん、色んな魅力の種類があると思いますが、一貫して魅力的な人の周りには人が集まります。
じゃあ人が集まる自分になればそれは魅力的になったって事だ!って気づきました。
ではその為には何をしたら良いんだろう、
を考えたんです。
3.不可能性ではなく可能性で動く人
可能性=出来る事、プラス思考での行動
不可能性=出来ない事、マイナス思考での行動
考え抜いた末に気づいた事がありました。
人は『可能性に満ちている人』に集まります。
ですが人は経験を積む毎に、自分のアクションを不可能性で決める傾向が強くなるんです。
出来ない事ベースで自らのアクションを決めていくという事です。
聞いてみたら当たり前なんですけど、当たり前に気づくことって意外と大事だったりします。
僕は可能性に満ちた人になりたくて、
人が集まる人になりたくて、何か人が集まる企画をしようと思ったんです。
でもその頃の僕にはなにもありません。
ならまず人が集まる説得力をつける為に結果を出そう!と思って始めたのがコンテストでした。
初めて出場した国際文化理容美容専門学校の校内コンテストではレディースウィッグ部門で準グランプリを取りました。
これで火がついた僕は次々にコンテストに出場しました。賞を取れない事もあったけどなんとか少しだけ注目されるようになって来たんです。
そこでやっと企画を打ちました。
〜NEXUS〜
【SNSで完結するフォトコンテスト】
当時専門一年生だったので今から2年半ほど前です。今では有名店などがInstagramでフォトコンなどを開催していますが当時は全くやっている人がいませんでした。
この僕個人で企画したフォトコンに全国の美容学生約40人が参加してくれたんです!
僕が直談判で超有名美容師4名に審査員をして頂く事もできました。
実はこの時この企画の相談に乗ってくれていたのがGENUINE代表の倉田一摩さんです。
今一緒に働いてるってだいぶ面白い…笑
審査員をして頂いた方は
LECO 内田聡一郎さん
QUQU 浦さやかさん
IJK 芝原俊輔さん
SALON RYU 京極琉さん
こんなとんでもない方々が僕の企画に協力して頂けたなんて今考えると震えます。。
人が集まる魅力的な事をやりたくて、この企画を打ちましたが、やっていく中で気づいた事がありました。
それは想像できたものは実現できるという事です。
つまり可能性はいくらでもあるって事なんです。
この時から僕は
【可能性でアクションを起こし続けよう】
と決めました。
5.なぜ入社と同時にスタイリストデビューできたのか
僕が思う、
《スタイリストに最低限必要な能力》は
①お客様を満足させる総合的なスキル
②自分で考えて行動する力
③自己集客力
この3つに尽きると思っています。
長々とここまで語らせて頂きましたが、
僕の学生時代の気づきをまとめると
①【技術力よりその人の理想を叶える事の方が重要】
②【不可能性ではなく可能性で動く】
③【周りに人が集まる人になる】
これです。
スタイリストに最低限必要な条件を学生のうちにしっかり抑えられるよう考えて行動してきました。
そのおかげなのか、周りには応援してくれる人に恵まれ、色々なチャンスを頂く事ができました。
だから可能だったと自分では考えています。
本当にたくさんの人の支えや支援があり、実現できた事です。僕の周りの人全てに感謝しています。
最後に、
【なぜ入社と同時にスタイリストデビューできたのか】
に対する僕なりの答えは
【自分のやりたいことに対する責任と
その環境を自ら掴み取る意思】
それを見守り、応援してくれる人の存在
があったからです。
これが他とは違うイレギュラーなスピード感を生み出してくれたんだと思っています。
長々と語ってしまい申し訳ございません。
最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございます。
この内容がもし参考になったらスキを押して頂き、インスタのストーリーでタグをつけて感想を載せて頂けると嬉しいです☺️
ストーリー投稿の回数が多い方には後々特典付けさせていただく予定です!
次回は②
【なぜ専門卒業後4ヶ月目で月間技術指名売上118万円を出す事ができたのか】
について語らせて頂きます。
では!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?