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2024/07/29_#677_セルフネグレクトと自己肯定感が低かったとき

病院薬剤師→医療マーケティング→メディカルコールセンターへ転職しました。

木下さんのセルフネグレクトの放送と中村淳彦さんの自己肯定感の放送を聞いて考えたことを書きます。

自分のキャリアを振り返ると、病院薬剤師のときは自己肯定感が低く、医療マーケティングのときはセルフネグレクトが起こっていたように思います。


自己肯定感の低かった病院薬剤師時代


まず、病院薬剤師のときですが、今から振り返ると自己肯定感が低かったように思えます。
その原因を考えてみます。
薬学部を卒業して最初のキャリアが病院薬剤師でした。
大学で学んだことを実践できていたので、最初の頃はやりがいは感じていたように思います。
でも、続けていくにつれて、結局、医師の判断が必要なところがあり、医師とのコンタクトを取らないといけないことが多いこと、アナログな業界で全く効率化が進んでいないことがわかってきました。
コミュニケーションが取りにくい医師もいたので、なかなか苦労しました。
また、ヒトの命を預かるのでミスは許されない、そして判断決断に責任を持つという環境下にありました。
ミスをしたら怒られるような環境にもあり心理的安全性は低かったです。
医師の判断・承認を得ることが多くあり、それに対して手間がかかると感じていました。これらの経験を積むにつれ、薬剤師としての限界を感じるようになり自己肯定感が下がってきたと思います。
薬剤師で判断したとしても、最終的な決定権は医師にあります。
その部分は大学で学んできて理解していますが、実際に現場に出てみるとそこがネックになってきました。
あとは、患者さん相手の業務であるので、患者さん自体コミュニケーションが取りにくい方が多く、苦労した部分もありました。

セルフネグレクトだった医療マーケティング時代


次に、医療マーケティングのキャリアに転職しました。
その時を振りかえると、セルフネグレクトが起きていたように思います。
フルリモートワークでなかなかリアルのようなコンタクトが取れない中、仕事に追いついていくのに必死でした。
報告書が業務時間内で終わらず、土日も作成していました。
仕事ができず、周りについていけなくて、だんだんと自分自身を責めるようになりました。
そういう環境下で仕事をしていると、プライベートと仕事の境目がなくなりました。休日も休んだ気にならなくてつらかったです。
次第に朝起きるのがつらくなり、何もする気力がなくなっていました。
以前は休日に出かけていましたが、その時以降、出かけなくなりました。
体調も優れていなくて、ほとんど横になっていた感じです。
食事に関しても適当に作るようになり、興味自体も薄れていきました。
死んでしまったら楽になるかなという思いもありました。

このままでは、まずいと思い、オンラインでメンタル相談を受けたりしてみましたが、効果は乏しかったです。
最終的に医療マーケティングの転職の時にお世話になったキャリアカウンセラーの方と連絡をとり、現状報告をして、色々とサポートしていただきました。
医療マーケティングの仕事が自分に合っていないと決断し、1年未満でしたが再度転職を決意し、行動しました。

医療マーケティングでは自分に対してかなり無理をしてしまいました。
今のメディカルコールセンターでは無理しすぎない範囲で仕事できています。

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