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春の京都に来るなら、ここにも寄りたい!(京都在住20年のライターがオススメする昼〜夜ご飯&甘味処スポット)

こんにちは。京都在住20年、ライターとして活動を始めて11年の江角悠子です。京都市内は今、連日の陽気で一気に桜が開花!今週末がピークじゃないでしょうか(焦る!)

そんなわけで、「これから京都へ行こうかな!」という人も多いと思います。そこで前々からまとめておきたいと思った、「京都に来たなら、ぜひここに寄ってもらいたい!」と思うお昼ごはん、夜ごはんスポットと甘味処を3ヶ所ずつくらいでまとめてみました。

どれも全力でオススメしたいところばかりなので、桜の名所と合わせて、立ち寄ってみてはいかがでしょーか!

店名横にあるURLをクリックすると、私が以前、ブログで紹介した記事に飛びます。

※この記事は、桜の季節が終わるまでは無料で公開して、ゆくゆくは有料記事にしたいと思っています!

では、いざ!

<お昼ご飯編>

アウーム(和食・お寿司)

とにかく「手織り寿し」が美しい!市内に何店舗かありますが、いつも行列ができている人気店なので、予約をしていったほうが賢明です。前までは烏丸本店はいった順にしか入れなかったけれど、予約ができるようになったみたいなので、行列も減っているかもしれませんねぇ。

ホームページ→http://www.awomb.com/

■豆生庵(豆腐料理)
京都らしさが色濃く残る西陣にある豆腐・ゆば料理専門店。特にランチのコスパが最高で、豆腐づくしの美味しさが存分に楽しめます。カウンターだけのこぢんまりとしたお店で、懐石料理のように1品ずつ女将が料理を提供してくれます。一見すると、高級なお店かなという印象ですが、値段は手頃で本格的な豆腐料理を満喫できます。

ホームページ→http://touseian-kyoto.com/

■京極かねよ(うなぎ)https://w-koharu.com/archives/6948

大正末期に創業した鰻屋さん。名物「きんし丼」は京風の玉子焼きがどーんと丼に乗っていて、蓋も閉まらないほどのボリューム。ふわふわの玉子が絶品なのはもちろん、100年継ぎ足し作られているという秘伝のタレで焼かれたうなぎもふわふわで、とにかく美味しいです。お値段は張りますが、一度は食べておきたい味。

ホームページ→http://www.kyogokukaneyo.co.jp/menu.html

■「出町ろろろ」(和食)(https://w-koharu.com/archives/2500)

ここもおいしくて品数多く、コスパがいいです!写真はランチ。この品数で1000円くらいだったかな。

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<夜ごはん編>

麸屋町うね乃(おでん)
明治に創業したお出汁専門店「うねの」が手がけるおでんのお店。ここのお出汁が絶品で、我が家のお味噌汁にはこちらの出汁を使っています。おでんのお店では、食材ごとに丁寧な下ごしらえがしてあり、自慢のお出汁がたっぷりしみています。食材も定番の大根から、ズッキーニのスライスといった変わり種まであり楽しみは盛りだくさん。と言っても実際に私は行ったことがないのですが、絶対に美味しいと確信しています。

ホームぺージ→http://odashi.com/
ことり会山田ねーさんが書いた記事→https://kossmag.com/regular/food/uneno161111/

芹生(和食)https://w-koharu.com/archives/6557

下鴨にある隠れた名店。あまり観光の人は行かない、地元の人に愛されるお店という感じです。料理は酒飲みにはたまらないラインナップで、大衆居酒屋のような雰囲気も良い。価格もリーズナブル、ですが味はしっかり本格的で、私は祇園の高級料亭並みの美味しさと思っています。

東華菜館(中華)

四条大橋の西詰に位置する中華レストラン。私はレトロ建築が大好きで、中でもウィリアム・メレル・ヴォーリズによる建物が一番好きなのです。で、このレストランの建物はヴォーリズによるもの。建てられた当時の建物の良さを残した空間も素晴らしいし、提供される中華料理も奇を衒わない、京都らしいあっさり塩味がベースの味となっています。コース料理もありますが、好きな単品をあれこれ組み合わせて丸テーブルを回転させながら大勢でワイワイ食べるのが楽しい。ここの春巻きがちょっと変わっていて、皮がパリパリしたものではなく薄焼き卵で巻いたものでこれも人気。

ホームぺージ→http://www.tohkasaikan.com/

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<甘味処編>

■北野天満宮前の「粟餅所 澤屋」https://w-koharu.com/archives/243)

粟のプチプチとした食感、こし餡ときな粉の美味しさには何度食べても唸るほど。店主が店頭で粟餅を丸め、餡ときな粉をつけるという作業をしており、作りたてが提供されます。持ち帰りもできますが、お店で食べる出来立てが一番美味しいです。粟餅がなくなるとお店は閉店。夕方頃に行くと食べられない日もあります。

梅園https://w-koharu.com/archives/2265

創業昭和2年の甘味処。みたらし団子が有名で、タレがしっかりお餅に絡むように俵型をした形が特徴です。河原町にあるお店が本店ですが、昨年、三条に新店をオープン。こちらも雰囲気も良く、河原町のお店より広いので勝手が良さそうです。

ホームページ→http://umezono-kyoto.com/

ヤオイソhttps://w-koharu.com/archives/4675)

創業120年の老舗果物店が作るフルーツサンドが絶品!! テイクアウトもできますが、果物店のすぐそばにフルーツパーラーがあり、そこでフルーツサンドやミックスジュースなどがいただけます。フルーツサンドは、普通バージョンのほかに、果物が大きめにカットされた「スペシャルバージョン」のフルーツサンドもありますが、そちらは果物が大きい分若干クリームが少なめなので、私は果物とフルーツのバランスが絶妙な普通バージョンが好みです。

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おまけ。

<お土産編>

ショコラベルアメールのタブレットチョコレート
https://w-koharu.com/archives/8836

昨年秋、銀閣寺の参道に新しくお店がオープンしたところで、そこに置いてあったまるで絵画のようなチョコレートがとても可愛らしかった!京都らしい包み紙に、チョコには紅葉や銀閣寺、舞妓さんなどが表現されていて、食べるのがもったいないほど。

村上開新堂

明治40年創業の洋菓子店。ロシアケーキ(クッキー)が有名ですが、4代目が35年ぶりに新商品を手がけました。寺町プリンやマドレーヌなどありますが、その中でも特にダックワーズが私はお気に入りで、ふわっとした生地に濃厚な塩キャラメルのクリームが挟まれていて、口当たりも軽く、何個でも食べられそうな美味しさです。昨年の春には店舗の奥に新しくカフェもオープンしています。レトロ建築好きの私には店舗と合わせて、大好きなお店の一つです。

ホームページ→http://www.kaishindo.co.jp/

本田味噌本店https://w-koharu.com/archives/484

御所近くにある老舗の味噌屋さん。夫の実家はお正月のお雑煮は本田味噌の西京味噌が定番で、そこから私も利用するようになりました。

ここの「あさげ」という味噌が美味しくリーズナブルで、我が家でもよく使っています。「手しを造り」というのもあってこれも本当においしいのだけど、その分いいお値段するので、最近は「あさげ」に落ち着きました。

この味噌を使うだけで、ただのお味噌汁も味が締まるというか、料理の腕が上がったのかなと勘違いするくらいに格段に美味しくなります。

こないだ教えてもらった白味噌レシピがとてもよかった→京都・本田味噌本店の白味噌でお酒のアテ!クリームチーズが劇的においしくなった!(https://w-koharu.com/archives/10734

ホームページ→http://www.honda-miso.co.jp/

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というわけで、人混みに負けず、春の京都を楽しんでいただけますように!

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