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京都在住エッセイスト・ライター、ときどき大学講師 江角悠子
2016年2月29日 15:40
「絵本と育児」というテーマで講演会があるというので何となく申し込んで行ってきた…ら、私、なんでペンとノート持ってこなかったんだろうって地団駄踏んで後悔するくらいにいいお話が聞けて、親となった今、涙なくして聞けないくらいの感動があって、家に帰ってから猛然とメモしたものをベースに忘れたくないことをここに記しておこうと思います。(投げ銭形式なので無料で最後まで読めます。2405文字)
2016年2月14日 13:54
昨晩、寝る直前にドラマ「ナオミとカナコ」を見たせいで、殺人を犯す夢を見た。ドラマは、DVの夫を持つカナコが親友のナオミと一緒に夫を殺すというストーリーで昨晩見たのがちょうど、完全犯罪を計画、ついに殺人を実行したという放送だった。夢の中で私は誰かを殺したあとで、その後、誰にもバレないようになんとか日常生活をやり過ごすというもの。完全犯罪のはずなのに、ドラマ同様いろんなところにほころ
2016年2月8日 15:13
丁寧な暮らしがしたくて、我が家ではオーブントースターではなく金網でトーストを焼く。子ども2人を小学校と保育園にそれぞれ送りだすため、1分さえも惜しいくらいの慌ただしい朝、金網の前に立ち、ちょうどいい焼き目ができるのを待つのは本当に至難の業。結果、たいてい焦げる。焦げたトーストを息子は嫌がるので（当たり前）焦げたところをカリカリと包丁で削って息子に出す。それを見た息子は「炭
2016年2月5日 23:29
昨年4月に息子が小学校に入学。同時に娘も保育園に通いだして、2人の子どもたちの新しいクラスメイト30人以上、そのお母さんお父さんたちとなると60人以上、学校の先生、保育園の先生たち…一気にいろいろな新しい人と出会うことになった。人の顔と名前を覚えるのが苦手な上、人見知りなもんだから、みんなで集まる懇談会とか保護者会とか、運動会とかそういうのが嫌すぎるのだけど、それでも何とか顔見
2016年1月20日 09:33
おっちょこちょいで、よく約束をドタキャンしたり、時間に遅れて来たりする友人がいる。でもその子はなぜか、あのイベント面白くなかったし、ドタキャンしてちょうどよかったじゃん、みたいなこととか、遅れてきたら偶然●●ちゃんに会えたし逆によかったね！というようなことがあって、ちゃんとしてないのに、むしろちゃんとしてなくてよかったということばかりを引き寄せている、気がする。失敗はしたくな
2016年1月18日 13:41
初めて白髪を発見したのは、1人目の子を産んだ後。たぶん34～35歳の頃だったと思う。しかも自分で見つけたのではなく、誰かに指摘されて初めてその存在を知り、白髪があったこと、指摘されたこと、そのどちらも想像以上にショックで、一気に年老いた気持ちになって、しばらく落ち込んだことを覚えている。母親譲りの真っ黒でつやつやな髪の毛は、子どもの頃から私の小さな自慢だった。母親によく「き
2016年1月11日 22:48
恵まれた環境にいる人とか、才能のある人とか、とにかく自分に持ってないものを持っている人が羨ましくてしょうがなかった。いいなーって思って、なんで自分は違うんだろうって思って、最終的には羨ましすぎてその人が憎くて大嫌いになるくらいに嫉妬がすごくて、自分でもその気持ちを持て余すくらいだった。ある女優さんが番組を通じて知り合ったセレブ社長と結婚するというニュースを聞いた時も本当に腹が立った。私の人生に
