北海道の理学療法士，本日から東京へ出張

こんにちは。
医療機関で理学療法士として働く傍ら，個人的にイタリアの短期留学で習った筋膜組織の評価と治療【Fascial Manipulation®（筋膜マニピュレーション）】を伝える活動を行っています。

Fascial Manipulation® Specialist

北海道の理学療法士＿菅原＿です．

理学療法士って勉強熱心だな〜と思います。
サラリーマンとして医療機関や介護施設で働いて給料も上がらないのに，自分のスキルアップを目的として自腹をはたいて研究会に来られています。

今回のこの講習会も，イタリアの筋膜の徒手治療の国際コースなのですが，日本円で10万円かかります。

４００万位の年収の理学療法士が研修に１０万はらってきています。

今回は受講生として北海道から２名の理学療法士の方がいらっしゃっています。
先程挨拶していただいたのですが，北海道からだと，航空券やホテル代なども入れると＋１０万円かかってしまうので，２０万円はらって研修会に参加している事になります。

それだけ，北海道の理学療法士が道外に出て研修に参加することはお金がかかるのです。

そんなこともあり，北海道の理学療法士はなかなか道外に出にくい環境にあります。
道外に出て研修会に参加している人たちも一握りです。

ましてや僕みたいに，イタリアまで研修会に行って学んでくるなんて，特別天然記念物くらいごく僅かなのです。
それくらい，北海道の理学療法士は情報を得ることが困難な環境なのです。

「僕はまえまえからこの環境をどうにかしたい。」と強く思っていました。

僕は独身時代にお金に糸目をつけず，東京に行きまくっていたのですが，僕は趣味とかがなかったので，給料の全てを研修費に当てていました。だからこそできた生活なのです。

しかし，そんな研修だけにお金を使うことはなかなか難しい環境にあると思います。

その環境を打破しようと，オンライサロンをはじめました。
ひとまず，僕が道外の研修に行った際にその情報を落とし込んだり，共有したり。
それでも，自分で研修会に参加したい‼という人には，セカンドビジネスのアドバイスをして研修費を得る方法を指導したり。

自分が今まで学んできたノウハウをサロン生に伝え，北海道の理学療法士業界を活性化したいと思います。
この活動には，批判的な見方をされる方もいらっしゃるかと思います。

哲学的にも，「新しい物や事を始めるときにはそれを受け入れがたいという批判が生まれます。」

それを理解した上で，私は改革を行っていきたいと考えています。

そんなこんなで，今日から３日間東京の研修会のアシスタントとして参加しています。
講習会で講師をしていると，色んな地域の方々と会話が情報交換ができるのでとても楽しんで業務を行っています。
お仕事も楽しみながらできると，仕事に対して熱意を持って接することができますよね。

皆さん，仕事を楽しんでますか？

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