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声優さんにはまって、認知をこじらせた話。

はい。また唐突に書き始めてしまいました。
昨年、とある声優さんの沼に落ちたのですが、そこで色々あり、認知をこじらせました!笑
現在進行形で人生初の気持ちに苛まれているので、整理をつける意味で書いてみようかなと思った次第です。

まあ、なんかこう、限界こじらせオタクの世迷言と思って、笑っていただけたら幸いです。どうしてこうなった。


「認知」について

突然ですが、私にはかれこれ6年ほど熱心に応援している俳優さんがいます。そして、彼にはいわゆる「認知」をされています。

まあでも、認知なんてものは彼の記憶力ゆえに事故的に降ってきてしまっただけであって、「認知されている」ということは、私にとってそこまで重要なトピックではないと思っていました。

客降りでファンサができるような舞台でファンサが降ってこなかったとしても、「認知されているのに、なんでこっちにしてくれないんだろう」とかは思わなかったし、そもそもが事故だから、そこに何も望むものはなかったわけです。
だから、「認知」とは一定の距離を置けていると信じていました。

お便りという特異点

そんな中で、昨年私はとある声優さんにはまりました。彼は、俳優の彼と同じくらいの規模感のファンダムを抱えていて、イベントや接触の機会の雰囲気なども似ている方でした。
何が来ても大体勝手がわかるので、「進研ゼミでやったやつだ!」的な感じになることも多く、私は少し得意な気持ちになりながら、人生初の声優沼ライフを謳歌していました。

それでも、俳優さんの沼とは全く異なる点もありました。それが、「お便り」という存在です。
声優の彼はラジオ番組や配信番組を持っていて、それぞれにお便りを送ることができたのです。

私はこんなnoteを書くくらいだし、俳優の彼にはコンスタントに舞台やイベントの感想を送りつけてきました。ほどなくして、お便りを送ることは私の毎月のルーティンになりました。

読まれることもあれば、読まれないこともたくさんありましたが、数打てばなんちゃら、月一回くらいのペースでお便りが読まれるということが続きました。

オタク、ラジオネーム認知をされる

そうして数ヶ月が経ったある日、イベントで宛名付きのサインをいただくという機会がありました。
私の番になり、恐る恐るいつもお便りを送っている時の名前を告げると、すぐにこう言われたのです。「あ、〇〇さん!いつも番組にメールありがとうございます」と。

その瞬間、私の中で何か色んなものが弾けました。それは覚えてもらっていたという驚きと喜び、そして、ノルマクリアした!的なある種の達成感でした。

今思うと、彼の言動から「ラジオネーム認知」をする人なんだということがわかった日から、私は「いつになったら覚えてもらえるんだろう」と心のどこかで思っていたのだと思います。
だから、このラジオネーム認知は、事故でもなんでもなく、自分から取りにいった認知でした。

ファンサ事変

そこから、私のこじらせが本格的にスタートし始めました。その頃とあるイベントに行って気づいたのですが、なんでか、ファンサがもらえないと凹むのです。
声優の彼が、自分のファンとわかる人には割と積極的にファンサをしにいくタイプだったことも、それに拍車をかけました。

ファンとわかる装備で行かないといけないのか…と思い悩んだ私は、ネイルや服やカバンを変え、ぱっと見でわかる出立ちで現場へ向かうようになりました。それは、今までどちらかというと避けてきた行動でした。
殺伐とした界隈をそれなりに経てきたこともありますし、そもそも周囲に対して〇〇推しです!的な主張をしていくことがあまり得意でなかったからです。

それでも、そんな今までの6年、いや、舞台に通い始めてからの十数年で培われた認識を飛び越えて、私は今爆走しているのです。
ふと、「何やってるんだろう」となる瞬間もあります。それでも、どうしようもなくて声優さんの沼で溺れています。くるしい。

よくないところだけを集めた煮凝りオタクとして

ここからはただの重たいオタクとして、世迷言を吐き出させてください。

最近、やっぱり何年も1人の人を執念深く推している時点で、私は一本ないし何本か頭のネジが飛んでしまっている奴なんだよなあと思います。
大金を叩いて、時間を使って、意味わからない遠征予定を立てたり、舞台に何公演も通ったり。もう何年も、イベントや配信や、溢れていきそうなコンテンツ全てを追いかけて、ちょっと義務感すら感じて、それでもやめられなくて。

ビジネスモデルの差もあるのかもなあと思ったりもします。Snow Manにはまって感じたことなのですが、彼ら、追いきれないほど色んなコンテンツがあって、増え続けていて、だから逆にいわゆる「茶の間」でいることが許されるというか、好きな時に好きなだけ摂取することを許されているような気もする。

頑張れば追えてしまう物量の中で、認知がもらえてしまうくらいのファンダムの形があって、そこに甘んじて何年も浸かってきて。
そんな中で、また同じような沼にのこのこやって来た時点で、こうなるのはある程度当たり前のことだったのかもなあと。

こじらせてるな、苦しいなあと思いつつ、私は今日も声優の彼の配信を待ちながら、俳優の彼のイベントのチケットを発券して、Snow Manのドームツアーの申し込みをします。
沼で溺れながらも、脱出したいとならないのが、なんていうか、もうどうしようもないなあと思う、今日この頃です。

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