見出し画像

「仕事が楽しみになる」ための方法はFIで説明できる。

大学を卒業して一流企業に就職しても、本当の意味での経済的自立=FIは達成してはいない。

FIとは、Financial Indipendenceの略。日本でいう経済的自立とはニュアンスが違う。

自分の給料だけで自活し、親元を離れて一人暮らしを始めても、FIは達成されない。

FIを達成できない会社員は、親元を離れての一人暮らしを悶々と夢見る大学生と同じともいえる。

依存している状況は対等な交渉関係を意味しないし、高い給料や貯金残高だけがFIを意味するわけではない。

自分の市場価値や能力よりも高い給料を今の会社からもらっているとすれば、すでに会社に依存している可能性が高い。

FIを達成するためには自分の市場価値を正確に知るのだ。エージェントと話すのが良いだろう。会社名を隠して自分の力だけで営業してみても良いかもしれない。

最低でも自分自身の価値を今もらっている報酬よりも高くする。その上でギャップを金銭対価と切り離して考えることができればFIは達成される。
つまり「仕事が楽しみになる」し、「好きだからその仕事をやっている」状態になる。

自分の価値を高め、本当の意味で会社のブランド名や資本力から解放されること。それがFI。


追記
企業は社員のFI自立を本気で進めるべきだ。アンラーニングさせ、リスキリングし、外を見せ、自らの市場価値を確認し、その市場価値を高める手伝いをする。その上で「仕事が楽しい」人たちに会社に残って活躍してもらうのが一番良い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?