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牧場に行ってきたはなし

 そういえば「思う存分羽を伸ばしたな」って言える週末を過ごしたのはいつのことでしょうね。
 そんなこの頃、奥さんと二人、愛犬連れで県内の牧場に行ってきたデザイナーの【ナカキタ】です。
 行き先はどこでも良かったのですが、牧場を選んだのは、少し前にテレビで見た自分を馬だと思っている牛の話題が頭に残っていたからです。それに屋外の広い空間、県内移動という「言い訳」ができるからという理由でした。あとは、美味しいものが手に入ればいいなと思ったくらいで、基本的に無計画で行き当たりばったりが私たちのデフォルトです。

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 牧場といえば山の中で、アルプスの少女ハイジなんかに出てくる風景をイメージされるかもしれませんが、ここは平地にあります。入り口には売店と食堂。チーズ工場でしょうか、作業場らしい建物。放牧スペースらしい原っぱと牛舎はその奥です。とりあえずそちらに向かいまず人懐っこいヤギさんにご挨拶。

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 牛舎には20頭くらいのホルスタイン。奥にはもう少し居るかも。近くで見ると思ったより大きな身体。スケール感は実際に見てみないといつの間にかあやしくなりますね。リアルは大切です。皆それぞれの区画で大人しくしていますが、繋がれているわけではなく、牛舎の中にある水飲み場と餌場には自由に行けるようです。のっそりと起き上がり水飲み場に向かって目の前を横切る巨体には思わず身を引いてしまいます。

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 で、ふと気付いたのは、ここにいる牛たちは乳牛なので当然メス、ならオスのホルスタインはどこに、という疑問。調べてみると産まれたオスの仔牛は食肉用に別の所で育てられるそうです。食肉としてはいわゆる高級品にはなりませんがそれなりのシェアがあるようです。今まで食していたのは黒い牛だけかと思ってましたが、産まれてくる仔牛の半分は男の子だから当然と言えば当然ですね。
 乳を出せないオスのホルスタイン、卵を産めないオスのニワトリ、男の私としては複雑な気分です。

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 牧場にはとうもろこし畑の迷路のアトラクションや空き地にはちょっとした遊具などもあって、小さい子供を連れた家族には憩いの場になっているようです。

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 牛舎を離れると私たちは重要な目的だったソフトクリーム、牛乳、チーズケーキ、とひと通り定番をご馳走になりました。どれも新鮮でかつ濃厚。
ブッラータという名前の自家製チーズや、フロマージュ(これもチーズ)、ミルクジャムのお土産を買って満足でした。長い時間ではありませんでしたが、いい息抜きになりました。気になる人は埼玉県の「加藤牧場」と検索してみて下さい。

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 なんの「言い訳」もせずにお出かけができる日が少しでも早く来て欲しいですね。

 余談ですが、この辺り狭山茶が有名です。ちょっと寄り道した茶畑で買える新茶もお勧めです。

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