4-6月のラボ活動より
Explaygroundではさまざまなラボが「遊びから生まれる学び」を実践しています。
まだまだ対面活動が不自由ななかですが、ラボの活動を定期的に、幾つかピックアップしてご紹介します。
→Explaygroundのラボ一覧
お天気ラボ・武蔵野らぼ
前回の記事で紹介しましたExplayhubがいよいよ動き出しました。新年度の1つ目として、大学キャンパス内の季節を味わうお散歩イベント「学芸大キャンパスの『七十二候』を作ろう!」を企画・実施しました。その様子はこちらの記事にまとめました。
お天気にも恵まれ、様々な年齢層の方々や留学生らが一緒になって季節の草花や動物など(ヘビまで!)、キャンパスの豊かな自然を満喫して学びました。
東京学芸大学ヒューマンライブラリー
当ラボは東京学芸大学大学院の『教育支援協働学概論』という授業の一環で、学生さんと『ミニヒューマンライブラリー』というExplayhubを開催しました。
小規模なイベントでしたが、企画から実施まで学生さんたち自身が考え、相談して実施まで漕ぎ着けてくださいました。今後これくらいの規模で年に何回かやっていくのも良いかもしれません。
くいしんぼうラボ
東京学芸大学のキャンパス内に新たな拠点ができることになった辻調理師専門学校とさっそく新しいラボを作りました。その名も『くいしんぼうらぼ』。さっそく活発に動き始めています。
辻調理師専門学校のみなさんは、キャンパス内の環境教育教材植物園(農園)にとても興味をひかれた様子。ここで取れた食材をおいしく調理できる日が楽しみですね。
教育イノベーションネットワーク
教育や学びに関わる仕事は教員だけではありません。このラボでは様々な形で教育に関わっている人たちを紹介するメディア「みちしるべ」を製作しています。4月には会社員とフリーアナウンサーの二足のわらじを履く石山加織さんをご紹介しました。
ハイサイ・ウチナーラボ
コロナ禍などもあってラボ単独では活動しづらい時期が続いていたのですが、リーダーの入江が関わっている東京学芸大学こどもの学び困難支援センターの活動の一環で、ラボでも繋がりのある名護こども食堂さんらとコラボスイーツを開発し、吉祥寺のタイ料理屋アムリタ食堂さんで販売開始しました。「7月31日までの予定ですが、こども達が作った美味しいジャムがなくなり次第終了」だそうです。
VR体育ラボ
昨年度までの技術蓄積と知見をもとに、新年度は爆発的に多くの仲間が増え、実践計画がいくつも並行して走り始めました!
従来の跳び箱に加え、幅跳び、水泳といった新種目の教材も開発しています。
6月には札幌の中学校、東京と新潟の小学校で幅跳びVR授業の実践を行いました。
VIVISTOP GAKUGEI 準備室
この春は、ものづくりの場としてレーザーカッターでキラキラしたキーホルダーを作る会を開催したり、
プログラミングの楽しさを子どもたちに伝えて、少しで興味を持ってもらいたい!という1人の想いから誕生したプログラミングパークプロジェクトを進めたり、
1-3月の記事でご紹介した糸紡ぎから発展した反毛プロジェクトを立ち上げて、道具を自作して学生さんや地域の人と実践し始めています。
Möbius Open Library
この春は、学校図書館とのコラボレーションプロジェクトを2つ行っています。ひとつは『未来の学校みんなで創ろう。PROJECT』で、学校で学んだことをアーカイブとして残していく企画の検討、もうひとつは大学図書館に中学生を招いて、「中学校の図書館に無いけど面白そうな本」を探して中学校の図書館に一時的に貸し出そうというプロジェクトです。後者は東京学芸大学の大学院生と一緒に企画・実施しています。中学生の知と大学生の知がどう交わるか、楽しみです。
それから、最近大学図書館が増築されてリニューアルオープンしたのですが、実はそこにもこのラボの研究成果が生かされました。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
記事にも書かれていますが、当ラボがコンセプトに影響を与えただけでなく、内装の一部には Green Tech Engineer ラボ製作のベンチが使われており、Explaygroundとのコラボレーションが成果につながっています。
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