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Explayerの本棚ーVol.3小森伸一先生ー

「Explayer の本棚」
Explayer =自分のワクワクを探究し続ける者たち。そんなExplayerたちの本棚から、彼らの思考をのぞいてみようというチャレンジです。

こんにちは。Explaygroundのなっちゃんです。東京学芸大学は長い夏休みが終わりを迎え、もうすっかり秋模様ですね。新学期いかがお過ごしでしょうか?


第3回は、東京学芸大学の健康・スポーツ科学講座体育学分野に所属されている小森伸一先生です!

Explayground のラボの一つである、青少年体験活動アワードで活動されているExplayerでもあります。

では早速、本棚を通じて専門分野や、興味のある範囲をのぞいて行きたいと思います!


野外教育から幸福学まで

小森先生の専門分野は、野外環境教育に始まり、


レクリエーション、


今日ホットな話題のサスティナビリティ教育や、



幸福学、心理学などその分野は多岐に渡ります。


野外教育からサスティナビリティ教育への関心に行き着くのは何となく想像がつくのですが、その分野と心理学や幸福学はどのように結びつくのでしょうか?

小森先生「持続可能で、幸福な、繁栄していく社会を実現するためには、まずそういう個人を作ることも大切だと考えています。
個人を育てるというよりは、個人の潜在能力を引き出し、自己実現を支えることが大切だと考えています。」

ーーそう、先生にとっては「野外教育とは、そういったより良い社会づくりに必要な個々人の全人的人間力を育むホリスティック教育の手段」なのである。ーー
野外教育へちょっと変わったアプローチをし続けるエクスプレイヤーがここにいる。」より

なぜ野外教育に興味を持ったのか、カナダの大学院に留学した話など、小森先生ご自身について、詳しくは上記の記事をチェック👆


持続可能な社会の実現に向けて

こんなパンフレットも発見。

これはトランジションタウンを紹介するパンフレットです。トランジションタウンは、持続可能な社会をめざすコミュニティの1つのあり方として注目されています。
資本主義社会に頼りすぎることなく、持続可能な社会を実現する、その実践例は日本各地に存在します。
小森先生もそういったコミュニティの1つとゆるく関わっていらっしゃるそう。

小森先生「自分自身が何を求めているか知ることは、理想的な社会を作る上で大事なことです。

理想的な社会の実現には、自己の内面に目を向ける行為が切っても切り離せない。そのための手段として、心理学や哲学を学び、内面世界の理解を深める手がかりを得る。

個性的で、とても納得感のある興味の広がり方に面白さを感じたのと同時に、社会と自分の関係性について改めて思い返した瞬間でした。


本棚の本一冊一冊も、小森先生のお話も大変興味深く、とても素敵な時間を過ごさせて頂きました! #趣旨が違う

遊んで、学んで、1つひとつの知識や体験が、豊かな「その人」を作っていくのだなあと改めて実感しました。面白かったー!

おまけ:キャンパス内サスティナブル化計画?

小森先生「将来的には、持続可能なコミュニティを作る実験の場として、東京学芸大学のキャンパスを活用したいとも考えています。
オフグリッド(電気をキャンパス内で生産、消費する)の仕組みを導入したり、キャンパス内の植物を全部食べられるものにしたりしてみたいですね。」

実はもう既にこんな動きが…
詳しくはこちら→エディブルヤードラボ  

目指せ!エディブル(食べられる)キャンパス🌿🍎🍆🥦🧅🌱


byなっちゃん

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