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プレイド顧客体験研究所 ピックアップニュース #13 (2024/11/1)

編集部より

こんにちは。XD編集部の柏原です。 昨日はハロウィンでしたね。ハロウィンと言えばお菓子のプレゼント。そう、贈与ですね。

私の小学一年生の子どもは習い事に空手をしているのですが、一昨日の稽古で「ハロウィンだからみんなにお菓子をあげたい。31日は稽古ないから今日あげたい!」と。大層なものをいきなりあげるのは良くないよなと思いつつ、小さいお菓子を配るくらいであればいいかと考え、稽古前にファミマでハイチュウを2つ買いました。合計24粒。これだけあればさすがに足りるだろうと。

稽古終わりの道場玄関で「みんなー、ハイチュウ食べよう〜!ハロウィンだから〜!」と息子。

私は迎えにいらっしゃっている親御さんたちに背景をお伝えし、互いに「もらってしまいすみません」「いえいえこちらこそすみません」。 ハイチュウをあげた子の中には「ほんとにもらっていいの?あ、じゃあ今度の稽古でチュッパチャップスあげるね!食べられるよね?」。

こうやって、あげたり、もらったりを繰り返していくことで仲良くなっていくんだよなと、嬉しい気持ちになってしまう。

あと彼のハイチュウのおかげで、私はすみませんの応酬のなかで普段お話できていなかった親御さんとも少し距離が縮まりました。息子に助けられたというわけ。自分から「あげたい!」と思い実行できるのが、親であることを差し引いてもかっこいいなと思います。

今回紹介するのは、そんな「あげたり、もらったり」が人と人との関係や社会の成り立ちにおいてどのような役割を持つのかを考える記事です。ハロウィン終わったら、もうクリスマスですからね。この機会にぜひ。

過去記事のご紹介

【インタビュー】比嘉夏子|気持ちよく、受け取ってこそ。人類学者に聞く、与えるだけじゃない“贈与”の話

プレイド顧客体験研究所が気になったニュース

プレイド顧客体験研究所のメンバーが気になったニュースとしてお届けします。

・予約殺到ニンテンドーミュージアムの「UXデザイン」 “自由な体験”の衝撃

10月にオープンしたニンテンドミュージアムのUXデザイン(体験デザイン)が優れているようです。私はいつか訪れる日にネタバレせずに楽しみたいので記事をちゃんと読んでいないですが、良いみたいです。当面は人が多いでしょうが、行きたいですね。

(この記事は2024年11月2日 15:40まで無料登録せずに読めます)


・AI活用でEC売り上げ伸長 コスメ世界大手「セフォラ」が進める、攻めのデジタル戦略とは?
AIを活用したレコメンドや色の識別などにより、高度にパーソナライズされた製品推奨を提供するシステムを利用していたり、ARとの組み合わせするなどデジタル技術を活用。どんどん進みますね。


・“スタバがある銀行”の集客力はやはりすごかった 渋谷に現れた「緑の店舗」

カフェとコワーキングスペースを併設している「Olive LOUNGE」。人々が日常的に利用するカフェやコワーキングスペースを設けることで、気軽に銀行に足を運んでもらおうという狙いで、渋谷店は場所もとても良いので、多くの人が訪れているそうです。渋谷でもどこでも最近はカフェに入るのも苦労しますし、スターバックスがあったら銀行かどうか気にせずに寄りますよね。

オンラインが中心だけど対面のサービスを必要としているものの場合、こういった人気業種とのコラボ店舗を用意するなどの接点の持ち方がありそうだなと思いました。


・memome

ALBUSやFLOWERなどのサービスを提供するROLLCAKEさんより、保育園や小学校のプリント書類をAIで整理するアプリが登場。同様のサービスは以前からありましたが、ここでROLLCAKEさんが出すということは、今までのサービスにない体験設計が隠されていそうで楽しみです。


・個人ローンを「買い物履歴で審査」、どういうこと? セブン銀行は金融業界を変えるか

7idの購買データをカードローンの与信審査に活用。あくまでも従来の審査項目への追加の要素になると思いますが、金融、消費行動による審査はこれから増えていくので、そのときにどのような行動データをもとに判断するのかというのは分かれ道になりそうですね。


・タカラトミーのおもちゃにXR技術が融合!新業態のトイ&プレイパーク「タカラトミープラネット」2024年11月22日(金)イトーヨーカドーアリオ亀有にオープン

タカラトミーのおもちゃの世界観にリトルプラネットのXR技術が融合した体験型アトラクションが楽しめる新業態のトイ&プレイパーク「タカラトミープラネット」が11月にオープン。体験型アトラクションと強いおもちゃコンテンツの融合で、他社には真似できない広がりがありそうでいいですよね。


・リサイクルではなくリユースへ。SHIROが使用済みガラス容器の回収を実証試験

もう期間が終わってしまいましたが、使用済みガラス容器を回収し、リユースして使う取り組みを実証実験。リサイクルより環境負荷が低く再利用できるんですかね。良い取り組みだと思いました。


・対話型音声AI SaaS「IVRy(アイブリー)」を、NRIデジタルの企業向け顧客体験(CX)改善支援サービスに提供

IVRyとNRIデジタルの改善サービス。Webサイトの行動データとIVRyの通話音声データを組み合わせて分析することで、CXの継続的な改善をサポートしてくれるそうです。


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