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写真展「M monochrom × SL2-Sの視点」(大阪編)やります#2

夏に東京ピクトリコで開催した写真展「M monochrom × SL2-Sの視点」を大阪でも開催することになりました。南森町アートギャラリーMAGにて10月19日(木)から24日(火)まで開催します。プリントをぜひ見にきていただければ幸いです。

南海高野線 2022.6

いま、復刻カラーで話題の南海6000系。ステンレスの無骨なボディだが、顔や裾には曲線が用いられ、こだわったデザインであることがわかる。本当にロングライフな電車で、私が大学時代に住吉区で過ごした30年以上前とあまり変わらずに活躍してきた。

6000系の特徴のひとつである片開きドアの大きな窓。座席部分の窓と違ってブラインドが無いので、眩しい夕陽の時間でもきれいに抜けている。この四角い空間に人びとの影絵が浮かび上がるのを狙って何年も通っている。コロナの頃はガラガラで立ち客もいなかったが、昨年はだいぶ元に戻っているようだった。混み過ぎても影が重なってしまうので頃合いが難しいところ。

このときは、おとな(たぶん両親だろう)の陰にこどもがふたり。夕陽を眺めていたのだろうか、小さな手のひらが水色のガラスに浮かんでいた。

私はカラーで最近の国内の鉄道写真を展示します

M Monochrom×SL2-Sの視点| MAG南森町アートギャラリー - MAG ART GALLERY OSAKA (mag-osaka.gallery)


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