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【Odd】奇数リズム入門「5」のリズム

さて長らくお待たせいたしました。(誰か待ってたのだろうか)

5のリズム論編です!

皆さんは5拍子とか5連符とかお好きですか?
今回はそれが苦手に感じる方たちを救済します。

奇数に救いを。奇数教の始まりです。(著者のテンションがおかしい)

前回の3のリズムについての記事で奇数のリズムはダウンアップだけではないと述べました。

今回の記事から無料で基本編を解説、有料でのコーナーには「奇数リズムの練習方法」のダウンロード可能な譜面と限定公開のレッスン動画がご覧いただけます。

奇数連符のリズムが捉えにくい理由

5連符や7連符などといったリズムを捉えにくい方の多くの原因として、拍感を失っていることが挙げられます。拍と呼ぶと一般的に4分音符と同等の拍を連想される方が多いですが、それだけではなくその拍の中にも8分音符の間隔などにアップ拍・ダウン拍が細分化されています。

細分化の記事へ

奇数をただ均等に叩くことで終わってしまいがちなものを、奇数連符の拍の細分化を正しく捉えることで躍動的に、そして音楽的に奇数のリズムを体得できるようになっていきます。では基本的な捉え方を紹介していきましょう。

4種類のリズムの捉え方

リズムは2と3がベースになります。つまり2のリズムと3のリズムの組み合わせで奇数のリズムを捉えていきます。

3のリズム考察記事

そして5のリズムを言葉の語感から掴んでいくとイメージしやすいと思うのでまずはいくつかフレーズを覚えていきましょう。そして区切りごとに手拍子をするとリズム感をつかみやすいので是非お試しくださいね。

2+3=5

プチ・トマト
春・キャベツ
たれ・ぱんだ

などなど・・・なるべく誰もが言ったことのあるような言葉を並べました。

3+2=5

星野・源
早見・優
イクラ・丼

などなど・・・人名に多そうなリズム感ですね。

2+2+1=5

ソー・セー・ジ
めん・たい・こ
観・覧・車

などなど。2+3のリズム感に似ていますね。私のメソッドではこの「2+2+1」「タンタンタ・タンタンタ」といったリズム感から奇数連符を習得していくことをお勧めしています。

手拍子をするタイミング、つまり言葉の始めがダウン拍になります。

1+2+2=5

お・とう・さん
お・そう・ざい
お・けい・はん

などなど。最初に「お」がつく言葉に多い気がします。先の2+2+1の裏側、アップ側という認識もできますね。今までの話の流れでいうと例外的な扱いになります。知っておくと以降の話がスムーズになるでしょう。

これらのリズムを音楽にのせてやってみたい方に5のリズムトラックを用意しました。

この音源を使った練習動画

ソロプロジェクトDrumainの曲も5のリズムを使っています。


解説動画

以下の有料記事からは実際に楽譜も用いてより詳しく解説、練習していきます。

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