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日本茶、飲んでますか?

最近日本茶の勉強をしています。来年、日本茶インストラクターという資格を取るためです。この夏休みから勉強をはじめています。

僕は毎朝、目覚めの一杯として「ほうじ茶」を飲みます。これは母親に淹れてもらっており、その習慣は小学生の時から続いています。母親が新しい茶葉を使ったり、商品を変えたりするだけですぐに「あ、今日は新しい茶葉だ」とか「あ、飲んだことの無いほうじ茶だ」とすぐに気がつきます。だから、ずっとお茶には興味がありましたし、日本の文化でもかなり近い存在です。このようなこともあり、日本茶インストラクターという資格を見たときにはすぐに飛び付きました。

そして自分の専攻である英語の文化を生かして、日本茶を海外にさらに広めたいと考えています。

最近驚いたことがありました。それは海外に住んでいる方は緑茶を甘くして飲むこと。日本にいれば、緑茶と言うと「ほろ苦いけど、少し甘い」そんな味を想像しますよね。でも、外国では砂糖や牛乳などを入れてお茶を飲みます。僕はオンライン英会話を毎日やっていて、必ず相手の国の緑茶文化について聞きますが、どの国もとにかく甘くして飲むとのこと。さらに言えば、日本ではおなじみのお茶のペットボトルは売られていないことが多いようです。

僕が伝えたいのは、日本茶を素のままで飲み、味わった時のおいしさや旨み。この特有の味わいは日本だけのものではないでしょうか?

「英語」という言葉でこの美味しさをあらわすことは非常に厳しい。なぜでしょう?それに相当する単語が見つからないからです。delicious やgood aroma という単語では大雑把すぎるのです。緑茶の微妙で繊細な味わいをどうやって英語で伝えるのか。そんなことも考えてみたいと思います。

そして、日本茶を通して「異文化交流」とは何かということも考えていきたい。

現時点では、相手の文化や言語に立ち、自分たちの文化を伝える。それが異文化交流だと私は思います。一方的に「文化」という概念を押し付けない。相手の文化をあくまでも尊重し、それに合わせて自分たちの文化を伝えていく営み。それは、本当に少しかもしれませんが、世界の見方を変えて、心にゆとりを与えてくれるかもしれません。

そうは言っても、日本での緑茶の消費量は落ち込んでおり、さらに茶農家の方は様々な問題を抱えています。昔は、茶葉を買って急須でお茶を入れていましたが、ペットボトル飲料の登場により手軽に緑茶が楽しめるようになりました。でも、やはり美味しいと感じるのは、茶農家の方が1年間休みなく、茶を生産するためにお世話をし、心を込めて作っていただいた緑茶だと思います。そんなお茶を飲むと、心がやすらぎます。最後に聞きます。そして、ぜひご自分で緑茶を淹れて楽しんでみてください。

あなたは、最近、日本茶を飲んでいますか?


(これからnoteで、日本茶インストラクター勉強のアウトプットとして、日本茶に関する記事も書けたらいいなあと思います。)

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