筋膜リリースってどういうこと?仕組みを知って効率良くトレーニング♪
よく耳にする”筋膜リリース”EXIM+でもトレーニング前のウォーミングアップの中に組み込まれていますが、実際身体にはどのような反応が起こっているのでしょうか?
筋膜リリースとは皮膚を介して知覚神経を刺激し、筋膜に含まれる水分の働きを促すことで筋肉の動きをスムーズにすること!
そもそも”筋膜”とは、皮膚の下で筋肉と内臓を隔てる膜のことを言います。
その筋膜の知覚神経を外部から刺激することにより副交感神経(リラックスした時に優位になる)の興奮が起こり、筋膜に含まれる水分の粘り具合を変化させます。
実は、筋肉に長い間テンションがかかると細胞の周りを取り巻いているコラーゲン繊維が肥厚し、この水分の粘り度が高まりついには流れを止めてしまいます。
その状態がいわゆる”コっている”状態です。
そこに刺激を加えて、滞っている水の流れを解放するわけです。
体を動かす骨格筋はたくさんの筋繊維がまとまって束ねられており、互いに含んでいる水分を滑らせながら動くので、水分の粘り度が下がってサラサラになると筋肉もスムースに動けるようになります。
これが、筋膜リリースをすると『あれ?なんだか動きが軽くなった!』という感覚です。
実際に関節の可動域も広がりますが身体には形状記憶装置が搭載されていて、せっかく広げた可動域も何もしないで通常の動作に戻ると1〜2日で元に戻ってしまいます。ですので筋膜リリースをして関節の可動域を広げたら、正しいフォームで身体を動かすこと(ココではストレッチや筋トレ!)が重要になります。
いつもの流れでフォームローラーをコロコロしている時、この筋膜リリースの仕組みを覚えておいて筋膜を”コリ”から解放してあげましょう♪
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