ステキな旅行FF日記

今日ご紹介したい本はこちら

プレステでできるオンラインゲームの走りと言えば、ファイナルファンタジーXIのプレイ日記。

と書きながら、実はプレイしたことはない。

オンラインゲームと言えば去年くらいまでドラクエXをやっていた時期はあるけど、当時の僕にはまだプレイできる環境が無かった。

しかし、オンラインゲームというものに興味はあったので、貪るようにこの本を何回も読んだ。

文章にユーモアがあって、手に取るように情景が浮かぶ。

初めてプレイする時のドキドキや見知らぬ人から受けた親切をまるで自分のことのように感じて、一緒にプレイしているような錯覚さえ覚えた。

今やオンラインなんてあまりにも当たり前だけど、この時代PS2にモデムをつなげるだけでも一苦労。限られた人にしかできない環境を整えるのはちょっとした夢でした。

電話線につなげて待ち、少しずつ降りてくる(と表現したくなる)画面表示。初めて人からメール返信をもらった時に感じるような高揚感。

なかなか上がらないレベル。

どこまでも無表情で同じセリフしか繰り返さないNPC。

壁に突進したまま寝落ちしているキャラの向こう側にいる生身の人間の息づかい。

とてもかわいい女性キャラを操る画面越しのおじさん達。

かつての自分の弱い姿に重ねながら手助けしてくれる高レベルキャラ。

その辺りはこういうドラマでも描かれていますね。

ウェブ上には今もたくさんのプレイ日記や動画があふれかえっています。結構好きです、そういうの。

自分でゲーム日記を書くには時間的にも体力的にも厳しいのでほとんどしませんが、自分の好きなゲームに熱意をかけている人を見かけると微笑ましい。

また読もうかな。


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