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50歳を迎えた今、未来を切り開くための具体的アクション

50歳という節目を迎えると、まるで人生の第一章が幕を閉じ、新たな章が始まったかのように感じます。この感覚は、ただの思い込みではなく、確実に感じる身体の変化がその根底にあります。若い頃には無限のエネルギーを持ち、時間さえも味方に感じていました。しかし、今やその時間が敵に変わりつつあるのです。身体が教えてくれる現実は否応なく受け入れざるを得ません。

◆40代で備えたかった、でもまだ間に合う  肉体改造への挑戦

40代で身体の変化に気づき、何か対策を取るべきだったかもしれません。けれども、「今からでは遅い」と考えるのは早計です。去年から始めた肉体改造は、その証拠です。運動を取り入れ、食事に気を使う生活を続けた結果、確実に身体が変わり始めました。体重が減り、筋肉がつき、以前よりも体力がついたのを感じます。しかし、この変化はあくまで表面的なものであり、根本的な問題は依然として残っています。

膝痛や腰痛といった慢性的な問題は、筋肉でカバーしているに過ぎません。これらの痛みは、ただ単に隠されているだけで、根本的に治癒しているわけではありません。だからこそ、次の10年でさらなる衰えを感じることは避けられないでしょう。しかし、ここで諦めてはいけません。私たちにはまだ時間があるのです。健康な60代を迎えるために、今から継続的な努力が求められます。

◆脳の衰えも現実  今こそ、使っていないポテンシャルを引き出す時

身体だけではありません。脳の衰えも確実に感じています。もともと勉強が好きではなく、学校でも特に優れた成績を残したわけではありません。しかし、今だからこそポジティブに考えたいのです。使われていない脳には、まだポテンシャルが残っているのではないかと。

筋肉と同じように、脳も使わなければ衰えていくものです。例えば、最近は全く勉強をしていないことに気づきます。会社が解散した際、次の職を模索する中で簿記の資格を取得したことはありましたが、それが本当に「勉強」と言えるほどのものだったのかは、疑問に感じます。高校時代、機械科で微分積分を選択し、厳しい先生のもとで一生懸命勉強したことが思い出されます。あの頃が、一番勉強した時期だったのかもしれません。

しかし、社会に出てからも、仕事上で新しい知識を学ぶ必要に迫られることが多々ありました。それでも、それは「勉強」と呼べるものではなく、必要に駆られてやっていたことでした。今、50歳を迎え、次のステージに向けて何かしらの目標を設定し、それに向かって脳を使うことが必要だと感じています。

◆人生に休息はない  日々の積み重ねが未来を作る

ウォーキングや筋トレといった運動も、もちろん継続していくつもりです。これらを通じて、身体と脳をバランスよく鍛えていくことが、次の10年においても重要になるでしょう。しかし、これを振り返ってみると、人は年を重ねるほどに休息が許されないような感覚に陥るのです。失われるものは早く、蓄積させるのは遅い。この現実は厳しいものですが、それが人生の真理なのかもしれません。

だからこそ、日々の積み重ねが重要です。年齢を重ねるごとに感じるのは、失われるものが増える一方で、積み重ねていかなければならないことが多いということです。今この瞬間から始めることが、未来の自分を作るのです。50歳を迎えた今だからこそ、その意識を持ち続け、次の人生をより良いものにしていく決意を固めています。

◆ロスジェネ氷河期世代としての誓い  次の10年を見据えて

ロスジェネ氷河期世代として、これまでの人生は決して平坦ではありませんでした。社会の波に翻弄され、多くの困難に直面してきました。それでも、今ここに立ち、次の10年を見据えています。私たちはまだ終わっていません。むしろ、これからが本番なのです。50歳という節目を迎えた今だからこそ、次の目標を見つけ、それに向かって進んでいくことが重要です。

未来は自分の手で切り開くもの。次の人生を、そして次の10年を、より良いものにするために、今こそ行動を起こす時です。身体を鍛え、脳を鍛え、日々の積み重ねを大切にしながら、新たな目標に向かって歩みを進めていきます。私たちはまだまだ成長できるし、これからが真の勝負なのです。

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