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【活動報告19】”LivingAnywhere”な生活:荒川ウォーキング6日目:波久礼へ

2022年10月12日作成

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。

LAC(LivingAnywhere Commons)を活用させていただく目的は、【実験計画書】にも記しましたが、

  • 荒川・隅田川・神田川の水辺ウォーキング

  • 荒川・隅田川でのカヤック一人旅

です。

「隅田川ウォーキング」については、起点(岩淵水門)から東京湾河口まで歩き、既に完了しました。(活動報告04~活動報告08)
次は、「荒川ウォーキング」となり、上流部にある白川橋を起点とし、東京湾河口まで歩きます。
ただし、途中で「隅田川カヤック下り」を入れます。

また、荒川ウォーキングを進めながら、カヤック一人旅の下見も兼ねています。
カヤックを川へ降ろせる地点や、漕いだ後の陸へ上がる地点を見出すのも、大事なミッションとなります。

さらに、美味しい酒と肴があれば、ぶらりと店に寄ってみて、特に筆者が大好きな日本酒を堪能しつつ取材したいと考えております。

1.荒川ウォーキングルート・日程

埼玉県大滝村にある甲武信岳を源流とする荒川を、右岸・左岸(*)交互に歩きながら、東京湾河口まで歩きます。
スタート地点は、上流部にある白川橋とします。

1-1.荒川の概要

荒川は、埼玉県・東京都を流れ、東京湾に注ぐ一級河川です。
荒川水系として、

  • 流路延長:173km

  • 流域面積:2,940㎢

  • 最大川幅:2,537m(御成橋付近、日本最大)

となります。
源流は、埼玉県・山梨県・長野県が境を接する甲武信ケ岳です。
秩父山地から流れ出て秩父盆地まで東に流れ、秩父盆地から長瀞渓谷まで北に流れます。
そこから東に流れ、寄居町で関東平野に出て、熊谷市で南南東に向きを変え、川越市で入間川が合流します。
戸田市から東へ向きを変え、北区の岩淵水門で隅田川が分岐します。

1-2.荒川ウォーキングルート図

荒川上流部沿いを走る秩父鉄道の終点:三峰口駅から上流へ徒歩5分の箇所にある白川橋を起点として出発します。
基本的に荒川沿いを歩きますが、水辺に近づけない箇所が、特に上流部に数多く存在します。
その際は、荒川から少し離れた道路を歩き、下流へと向かいます。


Δ図1.荒川ウォーキング:ルート図1

1-3.荒川ウォーキング日程

荒川ウォーキングの日程ですが、1か月に3日ほど時間を確保して歩きますので、東京湾河口までは約1年間かける予定です。
荒川を歩きながら、寄り道を意図的に行うつもりですので、ゆったりとした日程を組みます。

荒川上流部ウォーキング第1節の3日間の日程は、下記の通りです。

  • 1日目:三峰口駅を出発し、白川橋から日野鷺橋を通り、武州中川駅までの区間:2022年8月7日

  • 2日目:武州中川駅を出発し、久那橋から巴川橋を通り、御花畑駅までの区間:2022年8月8日

  • 3日目:御花畑駅を出発し、佐久良橋から秩父橋を通り、大野原駅までの区間:2022年8月9日

荒川上流部ウォーキング第2節の2日間の日程は、下記の通りです。

  • 4日目:大野原駅を出発し、秩父橋から皆野秩父バイパス荒川橋を通り、皆野駅までの区間:2022年9月5日

  • 5日目:皆野駅を出発し、皆野橋から金石水管橋を通り、野上駅までの区間:2022年9月6日

荒川上流部ウォーキング第3節の日程は、下記の通りです。

  • 「長瀞ライン下り」乗船:長瀞岩畳から高砂橋近くの船着場までの区間:2022年10月8日

  • 6日目:野上駅を出発し、高砂橋から白鳥橋を通り、波久礼駅までの区間:2022年10月8日

  • 7日目:波久礼駅を出発し、寄居橋から玉淀ダム、末野大橋、折原橋、JR八高線荒川橋梁を通り、寄居駅までの区間:2022年10月10日

  • 8日目:寄居駅を出発し、正喜橋、東武東上線荒川橋梁、玉淀大橋、花園橋を通り、ふかや花園駅までの区間:2022年10月11日

2.6日目:野上駅を出発し、高砂橋から白鳥橋を通り、波久礼駅までの区間:2022年10月8日

6日目のルートは、下図の通りです。

Δ図2.荒川ウォーキング:6日目ルート図

野上駅に来るまでに、「長瀞ライン下り」に乗船しました。
乗船の様子は、上記の「活動報告18」をご覧ください。

2-1.秩父鉄道:野上駅(のがみえき)をスタート

6日目は、野上駅からスタートです。

Δ写真1.秩父鉄道:野上駅

野上駅から高砂橋へ向かいます。

2-2.高砂橋

高砂橋に到着しました。

Δ写真2.高砂橋
(荒川上流から船上にて撮影)

高砂橋の舗装面です。

Δ写真3.高砂橋の舗装面
(荒川左岸から右岸を見て撮影)

高砂橋の中央から上流側を撮影しました。

Δ写真4.高砂橋から上流側を臨む

高砂橋の中央から下流側を撮影しました。

Δ写真5.高砂橋から下流側を臨む

高砂橋から数百メートル下流左岸地点に、「長瀞ライン下り」の船着場及び舟の回収地点があります。

Δ写真6.「長瀞ライン下り」
船着場及び舟の回収地点

高砂橋を荒川左岸から右岸へと渡り、下流を目指して歩きます。

2-3.県立長瀞玉淀自然公園

△写真

荒川右岸を下流へ向かって歩いていますと、案内看板を見つけました❗

筆者は、どうやら県立長瀞玉淀自然公園の真っ只中にいるようです。

2-4.白鳥神社

荒川右岸を下流へ向けて歩きますと、白鳥神社が現れました。

Δ写真7.白鳥神社

案内看板がありましたので、引用します。


白鳥神社の祭神は、
 ・菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
 ・日本武尊 (やまとたけるのみこと)
 ・埴山姫命 (はにやまかみのみこと)
で、例大祭は毎年二月二十五日である。
 神社の起源は、元慶(がんぎょう)年中(八七七~八八五)に岩田(白鳥)武信が勧請し、白鳥天神宮と称し祀ったのが始まりといわれ、後の北条氏邦(ほうじょううじくに)は、この白鳥大明神を厚く崇敬していたので近くにある根古屋城を天神山城に改めたと伝えられている。
 その後、明治三年に白鳥天神宮は、天満天神社となり、さらに明治九年七月八日に白鳥神社と改称した。
この時村社に列格され、明治四十年五月八日、丹生大神社、思金神社、八幡神社を合祀して現在に至っている。
 また、社地は、初め椿の森と称されていたが、宝永二年(1705)の冬から毎年伐採され、同六年の春にはすべて伐採されて、跡地に杉苗を植付けた。
現存する一部の老杉は、当時のものであるといわれている。

昭和五十七年三月
長瀞町


何だかよくわかりませんが、古い神社なんだなあということはわかりました。
白鳥神社を後にし、荒川右岸を下流へと向かいます。

2-5.白鳥橋

次に現れたのは、白鳥橋です。

秩父鉄道の電車車窓から撮影しました。

Δ写真8.白鳥橋(電車車窓から)

白鳥橋の舗装面です。


Δ写真9.白鳥橋の舗装面
(荒川右岸から左岸を見て撮影)

白鳥橋の中央から上流側を撮影しました。

Δ写真10.白鳥橋から上流側を臨む

白鳥橋の中央から下流側を撮影しました。

Δ写真11.白鳥橋から下流側を臨む

白鳥橋を荒川右岸から左岸へと渡り、下流へ向かいます。

2-6.荒川左岸を歩きながら

荒川左岸には、秩父鉄道と車道が並行しています。

Δ写真12.荒川・車道・秩父鉄道と並行

荒川上流の三峰口から歩いてきましたが、好きな光景の一つです。
この辺りは、荒川の流れはほぼ止まります。
下流にある玉淀ダムによりせき止められているからです。

Δ写真13.緑がかった荒川水面

荒川水面が何となく緑がかります。

2-7.波久礼駅(はぐれえき)に到着

今日のゴール地点である波久礼駅に到着しました。

Δ写真14.秩父鉄道:波久礼駅

波久礼駅も無人駅です。
この駅舎も古びて趣があります。
「ふるさと」って感じ満載ですね!

3.秩父鉄道の車窓から

今日歩いた荒川左岸部分ですが、明後日に荒川ウォーキングを再開する際、秩父鉄道の電車で動画撮影しました。
区間は、樋口駅から波久礼駅です。
それを掲載しますので、よろしければご覧ください。

Δ動画1.秩父鉄道の車窓から

4.居酒屋「秩父一期一会」

秩父鉄道:波久礼駅から秩父方面の電車に乗車し、宿泊施設のLAC横瀬に向かいます。
途中、西武鉄道へ乗換えをするため、御花畑駅で下車します。
改札を出て目の前に居酒屋「秩父一期一会」があり、ちょっと寄ってみました。

Δ写真15.居酒屋「秩父一期一会」
(秩父鉄道:御花畑駅前)

先ずは、「ちょい飲みセット」を頼み、瓶ビールと日本酒(「武甲正宗」)で、一人乾杯

Δ写真16.「ちょい飲みセット」で乾杯
居酒屋「秩父一期一会」

その後、名前を知らない黒シャツ兄さんと楽器の話で意気投合することに!

Δ写真17.初めて会う客と意気投合

黒シャツ兄さんも私も浜田省吾が好きなことがわかり、一緒にこの店でライブをやる羽目に!
 ・ギター :黒シャツ兄さん
 ・サックス:俺
浜田省吾のメドレーを二人で演奏
店の大将の許可も取りました。

嘘みたいな本当の話
まさしく店名のごとく「秩父一期一会」となりました。

5.まとめ

以上、

  • 秩父鉄道:野上駅をスタート

  • 高砂橋

  • 県立長瀞玉淀自然公園

  • 白鳥神社

  • 白鳥橋

  • 荒川左岸を歩きながら

  • 波久礼駅に到着

  • 秩父鉄道の車窓から

  • 居酒屋「秩父一期一会」

について報告しました。

野上駅から樋口駅にかけて徐々に、秩父鉄道と荒川は接近します。
樋口駅から波久礼駅までは、秩父鉄道は荒川沿いを走りますが、波久礼駅からは少しずつ荒川から離れます。

居酒屋「秩父一期一会」の件は、店側としてはやりたい意向を示し、なんだか本当に実現しそうな雲行き
酒の場とはいえ、洒落にならない話に!
兵庫県からサックスを持参するのは、大変だぞ!

次回は、カヤックにとって一番の難所となる玉淀ダム越えについて、ポイント探しに苦労した様子を報告します。

6.筆者プロフィール

筆者のプロフィールをまとました。
よろしければご覧ください。

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