セカンドキャリア×HR
~プロスポーツ選手の次なる舞台~
こんにちは!エクセレントグループ採用担当の谷口と申します。
私は主に、京都府、大阪府、兵庫県のエリアにおける採用業務に従事しています。
本記事では、「プロスポーツ選手のセカンドキャリア」についてお話します。
近年、テレビや動画サイトでオリンピックなどのスポーツ中継をよく視聴します。ここで活躍するプロスポーツ選手の選手寿命は皆さんご存知でしょうか?
仮に10歳からスポーツを始め、プロ選手として活躍し35歳で引退したと想定した時に、スポーツに打ち込んだ25年間よりも、引退後の人生でもある「セカンドキャリア」の時間が長いことは明らかです。
プロスポーツ選手の引退後は、大きく分けて下記の2つに分かれます。
Ⓐ:携わっていたスポーツを通じて指導者や関連事業で活動する
Ⓑ:スポーツから離れて未経験で別の仕事に就く
Ⓐは、現役時代の実績や指導力、スポンサー企業との縁が無ければそもそも成立しないので、誰でも目指せるセカンドキャリアとは言い難いでしょう。国のデータから見ても、総合職と呼ばれる営業従事者260万人、一般事務従事者800万人に対して、スポーツ従事者13万人の狭き門です。(2020年国勢調査より)
多数派であるⒷがセカンドキャリアになる可能性が高い中で、IT業界や食品業界など数多くある選択肢の中に「介護業界(福祉業界)」は入るのか。答えはYESです。
トップアスリートは、優れた競技能力だけではなく、体調管理にも長けていなければなりません。いかに怪我をせずベストコンディションで競技に打ち込み続けられるかが重要なのですが、この体調管理能力が介護の世界で活かせるのではないでしょうか。
日々の食事、睡眠、入浴などがパフォーマンスに影響することを身をもって自覚しています。この知見は、きっと利用者様の健康な日常生活の維持にも役立つはずです。
もちろん、介護未経験でいきなり先輩を上回るケアを提供することは難しいかもしれませんが、アスリート目線の健康管理術は、介護業界に新しいケアを生み出すかもしれません。
私自身、幼少期からスポーツに取り組み、学生時代には縁あって日本チャンピオンやオリンピック代表選手などのプロスポーツ選手と接する機会に恵まれました。
一流アスリートというものは、「①実績(競技能力)、②縁(チームや監督との繋がり)、③運(ポジションの有無)」の3つを兼ねそろえた人たちなのですが、これは、我々の採用業務にも通じると思います。就職や転職も「①実績(経験、能力)、②縁(法人や人との繋がり)、③運(タイミング)」が成否を左右するからです。あくまでも、①、②、③のすべて揃ってのことにはなりますが、元アスリートの方とそのような出会いがあれば素晴らしいことだと思っています。
今後、日本や世界で活躍したプロスポーツ選手(トップアスリート)に、何かの縁で介護職求人をご覧いただき、セカンドキャリアとして介護業界を選んでもらえると大変嬉しい限りです。
そして、その就職先がエクセレントグループの介護事業所であれば言うことはありません。
※ちなみに、世界大会で活躍した元日本代表のプロスポーツ選手が、介護の仕事を探すためにハローワークに通っていたという話もあります。