外国籍コーディネーター × HR
エクセレントグループ 人事部 採用課の佐藤マリサと申します。
私の日本でのキャリアは、英語教師としてスタートしました。自身の日本語に少し自信がついた時に、翻訳の仕事に興味を持ち数年間働きました。その後2年間、東京出入国在留管理局で通訳者・翻訳者として働く機会がありました。そこで多くの外国籍の方と出会い、コミュニケーションをとる機会が沢山ありました。
このプロセスを経て、私はエクセレントケアシステムで外国籍コーディネーターとして働くことを決意しました。
外国籍コーディネーターとしての業務範囲は、主にこの5つのカテゴリーです。
[TIPS]
日本の労働力不足の問題で、求められているのは、外国籍特定技能労働者です。特定技能制度は、人手不足が深刻な産業分野で、一定の専門性や技能を有する外国人材を労働者として受け入れることを目的とした在留資格制度で2019年4月に創設されました。
私はこれまで採用業務の経験はありませんでしたが、外国籍応募者の対応をする中で、採用は、ただ単に求人募集をして応募者を獲得するだけではなく、入職に至るまでに、企業と応募者双方のミスマッチをなくすことや、エンゲージメントを高めて入職いただけるようサポートしたり、入職後にオンボーディングの実施をしたりと、実施しなければならないことがたくさんあるということを学びました。
私が行っている採用業務については、主に外国籍応募者の対応と、外国籍応募者を誘致するためのSNSサイトの運営です。そして、採用となった職員の特定技能変更や介護ビザへの切り替えサポートを実施します。
当社は、特定技能職員の支援を登録支援機関に委託せずに、自社で支援を実施しているので、ビザの手続きをスムーズに進められるようにサポートするのも私の仕事の一つです。(また、遠方から入社される方については、他国での慣れない引越しなど、不安な気持ちも抱えている方が多いので、安心して転職ができるように、必要に応じて引っ越し先の物件探しや、市区町村への手続きの支援も行っています。)
ビザの手続きが完了し、無事に入職できたその後は、当社で導入しているメンター制度による面談(未経験者は年間5回実施します)を行い、サポートしていきます。その他に特定技能の支援業務で義務付けられている定期面談も実施しています。
また、日本語レベルと介護知識を上げる為に年24回の日本語研修も実施しており、多くの外国籍の方に参加いただいております。
外国籍職員の定着において大事なのは、母国のご家族に会いに行くために一時帰国が出来る、そして帰国後はスムーズに現場に戻れる事です。そのために、海外での送り出し会社とのコミュニケーション等も実施しています。
外国籍雇用のプロセスは、幅広いですが、エクセレントケアシステムのmissionである“感動と喜びを、社会に幸せを”が果たせるよう外国籍コーディネーターとして尽力していきます。