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「積ん読」だけでなく「積ん聴」も始まった

たびたび「積ん読がやべえぜ」という話を繰り返してる江草君ですが、

このたび、また新たな境地「積ん聴」に至ったことをご報告いたします。


※なお、積ん読の焦りについては、最近この方のポストに癒やされました。


家事をしている最中とか、寝かしつけの最中とか、物理的に本が読めない状況の時に、江草はよくPodcastを聴いてるんですが、最近は面白いPodcastも増えてきていて、Podcastの方の消化も追いつかなくなってきてしまいました。

COTEN RADIO

代表格は以前から江草のnoteでちょいちょい触れている、押しも押されぬ大人気番組の「COTEN RADIO」ですね。

秀吉、家康編が始まりました。

江草は有料会員であるCOTEN CREWになっているので、アーリーアクセスでこの秀吉家康編も一気聴きできる立場にあるのですが、これがまた全12回もある長丁場なシリーズなものですから、全部聴くのにそこそこの時間を要します。もちろん、内容的には面白いし大好きなのですが、ジャンヌ・ダルクやヌルハチを楽しんだと思ったらまたドカンと注目作が来たので、個人的に嬉しい悲鳴があがっています。

ブックカタリスト

でもって、他もフォローしてる番組がいっぱいあるんですよね。

倉下さんとgoryugoによる書評Podcast番組である「ブックカタリスト」。

読書好きの江草としても最高にフィットするお気に入り番組のひとつなのですが、最近は全部追い切れなくって、気になった書籍の回をつまみ食いする形となっています。悔しい。

超相対性理論

哲学的な論考をトークしていく番組の「超相対性理論」も、学びと発見が多いので好きな番組ですが、最近追えておらず。

子育てのラジオ

最近、聞き始めたのがこちらの「子育てのラジオ」。小さい子を育ててる身としてやっぱ育児の話は気になりますよね。勉強のために聞き始めましたが、既に膨大な量の過去配信があるので、なかなか全部は聞けないだろうなあと。

ハイパー起業ラジオ

またジャンルを変えてビジネス系のポッドキャストで急伸しているこちらの「ハイパー起業ラジオ」も聞き始めました。

まだ最初の「ネットワーク効果」のシリーズの途中なのですが、こういうビジネス用語も分かってるようで分かってないものなので、深掘りしてくれるのはとても面白い学びです。

日本一たのしい哲学ラジオ

こちらもまたグングン人気が伸びてきているという噂の哲学番組「日本一たのしい哲学ラジオ」。

ただ、すごく気になるのでフォローはしたものの、ほんと申し訳ないことにほとんど聴けてないまさに「積ん聴」状態となっています。

すごく面白そうなのだけど、もはや耳と聴覚野が足りない。

「積ん聴」は救われるのか

という感じで、本が積ん読されてるのみならず、Podcastまで興味ある番組が全部聴ききれずに積まれつつあって、積ん聴という状況に陥っているのです。

なんてこった。

課金もしてるのもあってCOTEN RADIOは優先的に追っかけてますが、他を全部追うのは残念ながら難しい状況。

こうやってあれもこれも情報を摂取したいと過剰に貪欲になってしまうのはまさに現代人の悪癖とも言える光景なのですが、いやあでもね、やっぱり皆さんの話面白いんですもの、全部聴きたくなっちゃうじゃないですか。

でも、人間は身ひとつの有限な存在。全部聴くのは無理なのです。悲しい。切ない。悔しい。

せめてこの悔しさを供養したいと思って、今回江草の積ん聴リストを挙げてみたということになります。

しかし、あれですね、書籍だったら一応は物理存在があるので「積んでる」と言えますけど、Podcastってもはや無形物なので「積む」とは何なのでしょうね。積めるのか?

あと、書籍『積読こそが完全な読書術である』にもあるように、本という物理存在であれば「ビオトープ的な積読環境」が構築できて、「読まずともそこに存在しているだけで意味がある」となりやすそうですけど、形がなくってパラッとめくりやすくもないPodcastだとどうなるのかという気がしないでもありません。『積聴こそが完全なリスナー術である』みたいになれる余地はあるのでしょうか。

ツンドリーカルテット

それにしても「積ん読」はするは、「積ん書」はするは、「積ん聴」はするは、すでにひどいものですが、実際にはさらにここに映画やテレビ番組も含めた「積ん視」までありそうですから、積むにもほどがある状況ですね。

医学領域の用語で「デッドリーカルテット(死の四重奏)」というのがあります。「肥満」「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」の四大病態を合わせたやつですね。これらは生活習慣病的に危ねえ要素だよという文脈で用いられます。(まあ最近ではあまり言われない古い言葉です)

ちょうど「積ん読」シリーズも「読」「書」「聴」「視」と見事4つになったので、これにならって「ツンドリーカルテット(積の四重奏)」と呼ぶこともできるかもしれません。

みなさんは「積の四重奏」のいくつまで当てはまりますか?

江草はもちろん全部なのですが、みなさんも積み過ぎにはご注意くださいね。

江草の発信を応援してくださる方、よろしければサポートをお願いします。なんなら江草以外の人に対してでもいいです。今後の社会は直接的な見返り抜きに個々の活動を支援するパトロン型投資が重要になる時代になると思っています。皆で活動をサポートし合う文化を築いていきましょう。